第23回稲城稲門会「歴史散歩の会」のご案内
令和5年10月27日(金)
幹事 須永
今年の春には、コロナもほぼ治まって、近場の国史跡「武蔵府中熊野神社古墳」を尋ねました。1300年前に、現在の東京都・埼玉県・川崎市・横浜市からできた武蔵国のいわば県庁所在地として多磨郡府中に国府が設定されましたが、当時の建築技術を大幅に超越した古墳の被葬者は全くの謎の人物で、国府設定への関わりが議論されています。
今回の歴史散歩の会のメイン会場は、1300年前をさらに大幅にさかのぼる今から5000年前の縄文時代中期後半の環状貝塚(北貝塚、直径140m)と4000年前の後期後半の馬蹄形貝塚(南貝塚、直径190m)で、これら二つの大型貝塚で形成されるこの加曽利貝塚が日本最大で、平成29年に貝塚として初めて国の「史跡」に指定されました。縄文時代の貝塚は約2,400か所が確認されており、中でも東京湾沿岸には全国の1/3の貝塚が確認されています。加曾利貝塚博物館には、発掘された多くの土器・土偶・石器等が陳列され、貝塚の内部を観察できる野外観覧施設も(貝塚断面観覧施設、復元集落等)あり、ゆったりとした気分で貝塚周辺を散策出来ます。
あわせて、どうせ千葉にいくのですから、千葉駅近くにある頼朝側近であった千葉氏のゆかりの千葉神社にも立寄ります。厄除開運・八方除の北辰妙見尊皇王(通称で妙見様)を主祭神として、北極星・北斗七星の神霊を祀った妙見本宮です。豪勢な拝殿本殿があり、また分霊社尊星殿(そんじょうでん)には目を見張ります。
熊野神社古墳にくらべれば、確かに遠方ではありますが、千葉モノレールを使いますので、歩く距離はさほどでもなく、上下も殆どありませんので、安心して散策&訪問出来ますので、5,000年前の遺跡見学に足を延ばしてください。多数の方々のご参加待ちしております。
記
日時 令和 5年12月3日(日)
午後1時00分集合 午後4時半過ぎ頃にコース巡り終了(千葉)予定
集合場所 JR千葉駅 中央改札前
(稲城11:15→京王線→調布11:25→笹塚11:38→都営新宿線→馬喰横山/馬喰町12:09
→総武線→12:44千葉)
(稲城11:15→調布11:25→特急→新宿11:48→中央線→お茶の水12:01→錦糸町12:14
→総武線快速→12:44千葉)
コース 千葉駅…千葉神社…大日寺跡(千葉氏ゆかりの地)…千葉駅-千葉モノレールに乗車-桜木駅…加曾利貝塚…桜木駅-千葉駅
解散後の懇親会は千葉駅周辺で¥4,000程度の予算で開催予定。(懇親会不参加の方はその旨ご連絡ください)
参加連絡先 稲城稲門会 須永 E-mail nql39687@nifty.com
メ―ル受信の方はこのメールに返信ください。 TEL&FAX 042-331-9780 mail 090-5331-7214
ご参加のご連絡は、開催日の1週間前(11月26日/日)迄にお願いします。
当会もスタートして11年を経過しました。幹事高齢化あり、共同主催者とアシスタントを
募集しています、お手伝いいただければ幸いです。お気軽に、お声をかけてください。