多摩稲門会 「第58回文化フォーラム・秋季懇親会」
2015年10月04日
平成27年9月26日(土)14時から18時、多摩市関戸の京王クラブで「多摩稲門会『第58回文化フォーラム・秋季懇親会』」が開催された。
長張紘一幹事長の開会のアナウンス、依田敬一会長の挨拶、尾ノ井光昭副会長の文化フォーラム紹介、川面忠男幹事の講演者紹介のあと、当会副会長藤井國男氏の講演が始まった。
『イスラムの世界をチョット覗いてみませんか?』という演題で、約1時間30分にわたって、1980年から5年間、川崎重工のエジプト駐在員として活躍した奮戦ぶりやわれわれが知らなかったイスラム世界の内実について、わかりやすく、時にはユーモアを交えて話した。イスラム教と超過激派のIS(ISLAMIC STATE)の実態。ISの分析とこれからの動向予想については考えさせられるものがあった。ムバラク元エジプト大統領と握手ができるほどの要人であった講演者から、「エジプト人はウエットで浪花節的で日本人と相性が良い国民」と聞いたとき、エジプトに行ってみたいという気持ちになった。出席者からの「一夫多妻制」への質問に対する講演者の軽妙な受け答えには会場の笑いを誘った。講演終了後、尾ノ井光昭副会長が次回文化フォーラム(来年1月)の案内や東京三多摩支部大会「パイプオルガンコンサート」の参加者募集の案内を行い、第58回文化フォーラムは終了した。
引き続き第2部の秋季懇親会が、尾ノ井光昭副会長の開会の辞、加来健一郎副会長の乾杯音頭で始まり、平松和己副会長の司会・進行で進められた。藤井副会長の講演の中の「アラビアンナイト」の幻想の世界の余韻に浸りながら、酒を酌み交わし、なごやかな懇親会となった。参加会員のひと言コメント、各サークルの活動近況報告が行われた。新入会員の紹介では、菊池恵子さんがボウリングに興味があるとスピーチし、会場が一斉に盛り上がった。稲垣友三副幹事長の閉会の挨拶のあと、参加者が全員で肩を組んで、校歌「都の西北」を斉唱した。