第27回俳句同好会
2016年03月20日
3月の俳句同好会は第27回目の月例会となり、18日午後1時半から4時にかけて永山公民館の4階和室で行われた。9人が投句と選句、出席者は6人、3人がメール参加だった。
投句は1人が3句、合計27句、選句は5句でうち1句を特選句とする。この日の最高得点句は、春寒が一所に留まり鳥啼かず、で2人が特選句とし、3人が並選句とした。
この句を特選句とした理由についてメール参加の方が「枝にとまっている啼かない鳥を、まるで春寒が止まっているようだという見方が面白いと思います」と伝えてきた。出席者の中には「不運が一所に止まることを嘆いている」と深読みした人もいた。
27句のうち22句が選ばれ、選外となった句は2割もなかった。「今回はいい句が多かったね」という感想がもらされた。
大栗川と乞田川の合流地点で子狸と遭遇、そっけないと感じた面白い句もあった。俳句を楽しんだ後、5人が最寄りの蕎麦店で酒を飲みながら歓談した
。
当日の選句は以下の通り。カッコ内は選句者(特選を◎で表記)。