2017.2(第163回)八王子市由木地区散策(小山内裏公園)
2017年02月19日
八王子市由木地区散策の4回目は、2月14日小山内裏公園散策コースである。参加者は、櫻井和子さん、中西摩可比さん、西村 弘さん、小林 勲さん、林 譲さん、長張6名で京王相模原線南大沢駅を1時に集合し出発した。櫻井さん中西さんは常連、西村さんの里山歩きは続いての参加、小林さんは久し振り、林さんも腰痛が治り久方ぶりとなった。
風もなく陽だまりは暖かい。駅前広場から首都大学方面に進み、ニュータウン通りを跨ぎ直ぐに左折して広い通りに並行した遊歩道を歩く。
遊歩道は幅広く贅沢に続き、やがて戸建て住宅やお洒落な設計の中層マンションなどが現れる。東京郊外に統一的に開発されたモダンな住宅地の景観を感じる。
平日のせいか子供の遊ぶ姿や行き交う人の姿も少ない。住宅から遊歩道には直接行き来する事はできないのも、遊歩道は隔離されている感じがする。
遊歩道は大栗川の支流である大田川の左岸に並行している。谷戸の面影はないが、一番低い所にニュータウン通りや京王線が走り、やがて丘陵のトンネルに入って行く。遊歩道は緩やかに真っすぐ上る公園内の道のようである。
遊歩道に隣接する南大沢緑地に入ると、昔この辺りにあったマイマイ井戸を模した渦巻き状の溝があり、中央に丸い窪みを作り雨水が流れ込むようになっている。底は深くはないが水気はある。谷戸の側面は急傾斜となり、上部には平らな平地が広がり、マンションの建物が梢を通して今の時期には見渡せるが、葉が茂れば隠れていまい、広い空間に緑の林が続くようになる。崖からは所々湧水が流れるようである。