恒例となった納涼カラオケ会
2017年07月23日
カラオケのサークルは第3火曜日の7月18日、例会場である多摩市関戸のスナック「麗」で行われたが、12人が浴衣やアロハの納涼スタイルで参加した。ここ数年、7月は「納涼いねの会」と銘打っている。
当日は乾杯の後、「早稲田スポーツおっかけタイ」長の湯浅さんが早稲田実業の清宮幸太郎選手には早稲田の野球部に入り技術とともに人格を磨いてほしいといった趣旨の発言をした。このように「いねの会」はカラオケに限らず多摩稲門会の会員が情報を伝えたり意見を交換したりする場でもある。
「いねの会」は歌い、飲み、お喋りも楽しむが、最近は「健康にも役立つから」という意識が高まっている。
Aさんの場合、持病にはカラオケがいいと奥さんに勧められて参加するようになり今では常連だ。Bさんは気が向いた時だけ参加してきたが、これまた常連になった。高齢化に伴い誤嚥性肺炎にかかりやすくなるが、それを防ぐには喉を鍛えるカラオケが効果的ということが言われるようになったことも理由だ。
どんな唄でも歌えば効果があるらしいが、とりわけ石川さゆりの「津軽海峡冬景色」がいいという説がある。Cさんは五木ひろしの唄をよく歌うが、当日は第1曲目に「津軽海峡冬景色」を歌った。
北島三郎の「函館の人」も誤嚥性肺炎の予防にはいいとう噂を聞いて筆者も歌った。腹から声、さらに高い声を出すのがいいのだろう。
店のママが「皆さん、日本酒よりも焼酎を飲むようになりましたね」と言った。日本酒は旨いが、血糖値が上がらないようにと気をつけているのかもしれない。「稲の会」は酒の持ち込みが自由で、いつも誰かが酒を差し入れするが、当日は筆者も大分県の麦焼酎をカウンターに置いたところ空になった。
誰かが歌うと手拍子を取ったり、合いの手を入れたりして盛り上がった会になった。デュエットはいつもの通りだが、昭和15年に世に出た「高原の旅愁」を選曲したCさんが「知っている人は一緒に歌いましょう」と呼びかけたので筆者も応じた。長老のDさんは筆者の好きな「東京ワルツ」を歌い、これには筆者も勝手にマイクを持ち、Dさんと肩を組んで歌った。