活動5年目の俳句同好会
2018年01月21日
第49回俳句同好会が1月19日に開かれ、サークル活動として発足5年目に入った。今回は8人が3句ずつ投句、5句ずつ選句した。句会に出席したのは5人だが、自由闊達な合評となった。
今回の特色は配偶者との別れに伴う心境を詠んだ句が高得点句となった。最近、作者自身が不幸を体験して詠んだ句だ。その告別式に参列した人の俳句も含め選句のベスト3となった。結社であれば天、地、人ということになる。
歳時記の季語を見ながら句をひねるといった作りものではなく作者の真実の心が産み出した句はやはり力があるといった句評になった。
一方、選句された句にも文法的な間違いがあったり、1句の中に二つの春の季語や夏の季語があったりといった指摘もあった。サークル活動として楽しみながら俳句力を高めたいと思う句会となった。
句会後、参加者は4人と少なかったが、俳句談義もある新年会を行なった。
選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名。特選句は◎で表記。