「酷暑に耐えて美食と美酒味わう」
2018年07月29日
72回目のグルメの会は7月25日、JR橋本駅近くの「寿し常 ミウィ橋本店」で開いた。都内でも40度を超す酷暑が続いていたにもかかわらず、男性10人、女性ひとりの計11人が参加した。
とはいえ、熱中症と無縁とは言えず、間一髪で危機を乗り越えた山中康廣さんの音頭で乾杯。赤ホヤの塩辛など3点の前菜に続き、真鯛や赤エビなど4種の刺身が運ばれた。ビールや日本酒、焼酎など飲み放題の酒が次々と注文されて宴は一気に盛り上がった。
恒例のショートスピーチに入り、日ごろ健脚を誇る櫻井和子さんは、平山城址公園周辺を多摩稲門会の仲間と歩いた際に暑さで歩行困難に陥ったエピソードを披露。大事をとって多摩センター駅までタクシーで向かったせいで、投薬ならぬ生ビールを飲んで元気を回復したという。
一方、川面忠男さんは週末28日から極東ロシアに納涼旅行に出発する計画ながら、歯痛に悩まされ、台風12号接近に気をもんでいた。
長張紘一さんは6年間務めた多摩稲門会幹事長職から先月解放され、「肩の荷が下りた」。後任の平松和己さんは「新しい企画を楽しみにしてください」と抱負を語った。世話役は「多摩稲門会は理想を追い続ける『ヤングマン』の集まり。ただもう少し現実を見た方がいいのでは」とチョッピリさめた目も。
エビの天ぷらや銀ダラの西京焼きが運ばれたころには酩酊する人が増えて、この夏の大雨などの災害に話題が広がった。西村弘さんはNHKアナウンサー時代に遭遇した長崎豪雨の苦労話に触れ、井上一良さんはテレビの地震特集番組を視て、「いまをいかに生きるかが大事」と達観したかのようだった。