2018.9(第177回)小野路里山散策
2018年09月16日
今日のメンバーは中西さん、中川さん、小林さん、西村さん、青木さん、白井さん、林さん、長張の8名となった。
少し進み左折すると奈良ばい谷戸に入る。辺りは田畑が広がり里地となる。
高圧線の下を過ぎ直に次の分岐点となる。この分岐点が歴史スポットとなる。この辺りから図師小野路歴史環境保全地域に指定され、地域住民の管理組合によって維持管理されている。
城址から真っすぐ里山を下る。小野神社に向かう旧大山道に並行する車道に出て、小野神社に下って行く。
草取りをしていた女性は、僕らに話かけてきた。昭和7年生まれで嫁に来て60年だそうだ。本堂は戦災で焼失したようである。当時集団疎開していた児童は全員無事非難したとの事。住職の家の庭に入れてもらい萬松寺の裏から境内に入る。
参道の途中にある六地蔵はそれぞれ赤いよだれかけが巻かれている。地蔵は何故か七体ある。丘を登る古道の趣きの岐路でもある。小野神社により小野路宿里山交流館に着いた。
小野路交流館は、幾つかの旧街道が交わる要所で、当時の旅籠を改修した休憩所である。バスの時刻に合わせ1時間ほど休憩し、中宿バス停から多摩センターへ向かった。車中の女性から僕らメンバーを何処の老人会ですかと問われ憤慨している会話を耳にしながら、ほどほどに多摩センターに着いた。モノレール駅の建設中の食堂街を見て、懇親会はおちあい横丁の鍛冶屋「文蔵」に落ち着いた。