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早稲田大学歴史館を見学
2018年09月16日
第44回「歴史に遊ぶ会」は9月12日、早稲田大学歴史館を見学した。午後2時、7人が大隈講堂前に集合し、歴史館が設けられた1号館へ。エントリールーム、「久遠の理想エリア」など常設展示場、シアタールーム、企画展示ルームなどを見て1階を一周したが、「近代日本の幕開け――大隈・小野の生いたち」などのコーナーでは改めて日本の歴史の中における早稲田を認識させられた。小野梓(おの・あずさ)は建学当初の最大の功労者である。
歴史館の展示物は写真撮影が禁止されているが、「大隈重信の生涯」のルームに安置された像は唯一撮影がOKだ。
「立憲政治」をめざして、と大隈の政治活動が記された展示ルーム。ここでは大隈の声を聞くことができる。
「憲政に於ける輿論の勢力」と題した演説だ。「帝国議会は解散されました。今将に旬日の後に選挙が行われて、今全国は選挙の盛んに起ってをる時でありますんであります。此の時に方って、憲政に於ける輿論の勢力を論ずるのは最も必要なりと信じますんであります」などと大隈の声が続く。
次の説明で当時のことがわかる。〈1915、大正4年、第2次大隈重信内閣の下で行われた第12回衆議院議員選挙。市島謙吉後援会長の発案で大隈の演説がレコードに吹き込まれ、全国へ届けられた。大正デモクラシー期の政治とメディアの大衆化を捕らえた画期的戦略で、与党は大勝利。「あるんである」民衆政治家大隈の比類なき個性を伝える〉
また大学施設の空撮写真で各キャンパスの現状を見たり、シアタールームでトピックスを知ったりした後、早稲田大学歴史館と記された碑を前に参加者7人の記念写真を撮った。
恒例の懇親会は大隈記念タワーの15階にあるレストラン「森の風」へ。窓外からは都内を眺望、さらに眼下に大隈講堂の時計台、大隈庭園――生ビールで乾杯した後、酒と料理に加え懐かしい風景を目でも愛でた。午後4時から始まった会食だが、団欒に興じているうちに時計台には灯が点り、庭園は夕闇が濃くなっていた。
(文責・川面)
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