2019.1(第181回)かたらいの路・南平丘陵公園
2019年01月13日
1月例会は、新年早々の1月8日高幡不動尊から「かたらいの路」へ、そのまま多摩動物公園を回るコースである。
10時京王線高幡不動駅に集合した。駅界隈は正月の賑わいから落ち着きをとり戻し、人混みもさほどの事ではない。風がないせいか寒さはあまり感じない。今日一日晴れ空のようである。
川崎街道を渡り仁王門を潜り境内に入る。それぞれ参拝を済ませながら奥へ進む。
両脇に並んであった屋台も大分片付けられていたが、不動堂の脇を進むと僧侶の般若心経の声が聞こえてくる。
四国八十八ヵ所巡拝を模した巡拝コースは、各箇所に地蔵が祀られ、それぞれ何番目と記されている。山頂の小高い丘に高幡城址がある。
高幡城址見晴らし台からは北側の眺めが一望できる。モノレールの軌道は左右に振れながら立川方面に向かっている。遠い山並みは良く見えていた。
ハイキングコースは続き、境内を抜けて「かたらいの路」は住宅の中に入る。丘陵の尾根と思われる高場の住宅地を暫く進と、直にまた山路入口に着く。
今日の参加者は櫻井さん、川俣さん、小林さん、鈴木さん、青木さん、林さん、長張と7人となった。
山路の入口は、南平東地区センター脇にある。多摩動物公園の北端となり、公園の金網の柵が長く続いている。ハイキンコースのアップダゥンは暫く続き、今回の絶景スポットとなる。関東平野が一望できる。遠くの山並みや高尾の圏央道のジャンクションなど比較的すんだ天気の中で確認できる。
暫く景色を楽しんだ後、「かたらいの路」は再度住宅地に下るが直ぐに、山路に入る。
30分程進むと南平丘陵公園への急登を下る分岐点に到着する。下の公園事務所前で食事して、また、この分岐点に戻り先へ進むことになっており、ここで食事をとる組と2手に分かれる事になった。すっかり葉が落ちた落葉樹の隙間から、下の街並みも良く見える。
誰もいない公園の管理事務所前の広場は、鳥のさえずりもない静かな空間の場であった。ここから住宅地の中20分程で京王線南平駅に下ることもできる。
下から女子高校生の集団が入ってきたが、僕ら老人ばかりの集団を見て、直ぐに出て行ってしまった。
公園内広場で食事をすませた後、尾根道の分岐点への急登へ戻る。予期していた急登ではあるが、息が上がってくる。今日の最大の難所ではないか。分岐点で合流し休憩をとる。分岐点の南側は金網の柵が尾根に沿って続いている。
動物園から鳥類の動物と思われる鳴き声が聞こえてくるが、北にあたる裏側の柵越しからは姿は解らない。
動物園の西側の端にはオラウータンの柵がある。中の広場に数頭が日向にあたっている様子が見られる。動物園はここまでで七生公園の中にはいる。
七生公園の頂上園地も静かな所で、葉の落ちた梢をとおして陽が差し込み眩しい。休憩後、最西端の動物公園の柵の南側に周りこみ岐路に着く。
この道は関係者のみと注意されていたが、何度も利用しているので進むことにした。七生公園東園に続く路である。七生公園東園の出口に隣接するバッティング施設から金属バットの甲高い音が聞こえるがここも静かなところであった。
七生公園から車道に出て多摩動物公園駅に向かう。
今日は「かたらいの路」に幾つかの公園に寄りながら里山の中を半日ハイキングが楽しめた。
モノレール多摩動物公園駅から多摩センター駅に向い、駅下にある「たまの里」で今年初めての懇親会を行なった。
長張 記