大病に見舞われた中村昭夫さんを励ます会
2019年11月10日
閉塞性動脈硬化症で左足を股下から切断した多摩稲門会幹事の中村昭夫さん(81)を励ます会が2日、京王・小田急多摩センター駅近くの中華料理店「桃里」で開かれた。
尾ノ井光昭会長ら多摩稲門会常任役員会のメンバーが、次女で介護士の梨絵さんに付き添われ車椅子に座った中村さんを囲んで定評のある中華料理とビールや紹興酒などを味わいながら談論風発。常任役員会にも時々参加されていた中村さんの活動ぶりや東芝時代の思い出話などで大いに盛り上がり、アッという間に2時間が過ぎ去った。
中村さんは長年、東芝に勤務し、米国駐在員などとして活躍されたあと多摩稲門会に入会。音楽活動などで文化フォーラムに出演されたりして貢献されたが、今年5月ごろ体調を崩されて左足が壊死。膝下から爪先まで黒く変色する重症となり、左足の大部分を失った。
中村さんはこれまで、胃がんや大動脈解離も患ったもののいずれも克服。今回も9月半ばに退院後自宅で静養され、食欲も旺盛で体重が4、5キロ増加。驚異的な回復ぶりをみせている。