早稲田大学校友会

多摩稲門会
  • トップページ
  • 多摩稲門会とは
    • 多摩稲門会とは
    • 会報 [杜の響]
    • 会則
      
  • 行事予定
  • サークル活動
    • 山歩きの会
    • 悠々歩く会
    • テニスクラブ
    • ゴルフクラブ
    • 早稲スポ・オッカケたい
    • 囲碁サークル
    • いねの会(カラオケ)
    • グルメ
    • 歴史に遊ぶ会
    • 俳句同好会
    • こそばの会
    • ライブ演奏同好会
    • この指とまれ
    • ボウリングの会
  • リンク
  • 入会お申し込み
  • お問い合わせ

第78回俳句同好会

2020年06月21日

多摩稲門会の第78回俳句同好会は6月19日午後、多摩市のベルブ永山・和室で開かれた。コロナ感染防止策として公民館は3月以来、閉館していたが、6月は解除になり4カ月ぶりに同館で句会を開くことができた。窓を開けたり、机をアルコールで消毒したり、新型コロナ感染防止策を徹底しての句会であった。

 

当日はメンバーの7人全員が出席して選句と合評を行なった。第1席となった〈罅(ひび)暗き三和土(たたき)の月日梅雨に入る〉は、作者の自解によると、多摩市・多摩センターの中央公園に移築されている旧富沢家の景である。〈罅深き〉が実景だが、それでは単なる写生句になってしまう。戦国時代以来、何代も続いた旧家には明るい時代もあれば暗い時代もあっただろうと作者は思い、上5を〈罅暗き〉とした。

 

今回もコロナ禍ならではの句が投句された。その最たるものは〈散髪の予約は5番六月来〉であろうが、時事俳句に止まらない新味が感じられた。

 

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選句は◎で表記)。

 

罅暗き三和土の月日梅雨に入る    川俣あけみ(辻野◎、長張◎)
栢槙の切株にほふ夏の蝶         川俣あけみ(川面◎、又木、松井、宮地)
青しぐれ見慣れたる街透きとほり   宮地麗子(又木◎、川俣、松井)
訪るる人なく暮るる夏座敷          辻野多都子(宮地◎、長張)
時の日や転校の日の八時半       又木淳一(川俣◎、川面)
庭先に昨日と同じ雨蛙          長張紘一(松井◎)
万緑やほろとこぼるる塩むすび     川俣あけみ(川面、辻野、宮地)
闇迫る路地のあじさい白ひといろ    宮地麗子(辻野、長張、又木)
夏鶯くさくさの日は野を歩き        川俣あけみ(辻野、宮地)
お祓ひの済みし風待つ江戸風鈴    川俣あけみ(又木、松井)
世を隔て我を覆ひぬ花樗           辻野多都子(川面、宮地)
散髪の予約は5番六月来         又木淳一(川俣)
黄菖蒲や水木霊して鳥の笛        辻野多都子(川俣)
仕留めたる後も次々来る藪蚊       松井秋尚(長張)
捩花や非常階段見上げたる         又木淳一(川俣)
高枝に白蝶乱れ梅雨間近         辻野多都子(松井)
先見えぬほどの雨なり梅雨間近     宮地麗子(川面)
実桜の下枝にジャンプまたジャンプ   又木淳一(長張)
ほうたるや最後の恋を身にひそめ    宮地麗子(辻野)
サングラス掛けなりきれぬ裕次郎    松井秋尚(又木)

(文責・川面)

サークル活動

山歩きの会

テニスクラブ

ゴルフクラブ

早稲スポ・オッカケたい

囲碁サークル

いねの会(カラオケ)

グルメ

歴史に遊ぶ会

俳句同好会

こそばの会

音楽鑑賞会

この指とまれ

ボウリングの会

フォーラムのご案内

総会・幹事会

会報

多摩稲門会ブログ

会員からのお知らせ

▲ページトップへ
  • 多摩稲門会とは
  • 行事予定
  • 山歩きの会
  • 悠々歩く会
  • テニスクラブ
  • ゴルフクラブ
  • 早稲スポ・オッカケたい
  • 囲碁クラブ
  • いねの会
  • グルメの会
  • 歴史に遊ぶ会
  • 俳句同好会
  • こそばの会
  • ライブ演奏同好会
  • この指とまれ
  • ボウリングの会
  • 文化フォーラム
  • 総会・幹事会
  • 会報 [杜の響]
  • 多摩稲門会ブログ
  • 会員からのお知らせ
  • リンク
  • 入会申し込み
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
Copyright(c) 2011 多摩稲門会 All Rights Reserved.