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第79回俳句同好会

2020年07月19日

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」が7月17日午後、多摩市のベルブ永山・和室で開かれた。投句は一週間前に世話役がまとめていたが、当日はメンバーのうち6人が出席して選句、欠席した1人もメールで選句を伝えた。句座を開き投句を合評したことにより原句を直したものもあり、より佳句に近づけることができた。

 

一例が〈濁流を飲みて色無き梅雨の海〉。〈色無き〉は〈色なき風〉という秋の季語を連想するとして〈伊豆の海梅雨の濁流飲み込める〉と推敲された。〈田に落ちて光り続ける蛍の死〉も〈光り〉が名詞なのか動詞なのか判然としないが、〈光り放てる〉と直したことにより名詞であることがはっきりした。

 

作者自身が句評を聞き直した句もある。原句が〈蜥蜴走るジュラ紀の夢を糧として〉は、〈ジュラ紀の夢〉がいまひとつ漠然としているが、〈ジュラ紀の栄え〉と直したことで爬虫類繁栄の時代があったことを明確にした。

 

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表示)。

 

紫陽花の奥の水音に惹かれゆく       川俣あけみ(長張◎、又木◎)
黒揚羽森の闇よりはみ出せる          松井秋尚(宮地◎、川俣、長張)
蜥蜴走るジュラ紀の栄え糧として        川俣あけみ(川面◎、辻野)
紫陽花の傍らの句碑雨にぬれ         長張紘一(松井◎)
久しかる友は柩に夏真昼            川面忠男(川俣、辻野、宮地)
電線の雫膨らむ緑雨かな            宮地麗子(川面、川俣、又木)
天道虫翅の収まる不思議かな         松井秋尚(川俣、宮地)
古家(ふるへ)にて守宮と暮らす月日かな  辻野多都子(川面、松井)
小糠雨色失くしゆく手毬花            宮地麗子(川面、又木)
草取の最中忘るる憂世かな           川面忠男(辻野、長張)
月下美人家居に倦める束の間の       川俣あけみ(川面、宮地)
伊豆の海梅雨の濁流飲み込める        宮地麗子(又木、松井)
夜濯ぎも一人分なり部屋に干し        宮地麗子(辻野、松井)
校庭の小さき青田や雨の中           川面忠男(松井)
田に落ちて光り放てる蛍の死          長張紘一(川俣)
海の日の志布志市志布志字志布志      又木淳一(長張)
鷺草に翔べ翔べと風夕あかり           川俣あけみ(宮地)
身ほとりに止まぬ谺やほととぎす         辻野多都子(長張)
聖火いまいづこに点るアカンサス         川俣あけみ(又木)
七夕もひとりで籠もる酒の味           長張紘一(辻野)

(文責・川面)

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