1000曲完唱の感謝と祝い
2020年10月11日
多摩稲門会のサークル「いねの会」は休会となったが、会員の鷹尾清文さんが異なる唄を1000曲歌ったことを記念し、10月9日正午から多摩市関戸のカラオケスナック「麗」で感謝の集いを開いた。同会の12人が参加、5時まで1人当たり5曲を歌って楽しんだ。
「祝 鷹尾さん一〇〇〇曲完唱!」という書がマイクの後ろの壁に掛けられたが、稲積滋さんが書いたもの。「いねの会」は座る席が自由だったが、当日は抽選で決めた。マイクに近い席を1番とし時計回りで歌う順番とした。当日は「麗」のママの宮地麗子さんもお祝いとあって加わり1番となった。
「いねの会」を起ち上げた1人、白石徹郎さんがお祝いと感謝の言葉を述べて乾杯の発声をした。当日のカラオケ代は鷹尾さんが負担したばかりか弁当、酒からお土産まで用意したことに感謝したわけだ。鷹尾さんは日野稲門会の会員だが、地元のシニアクラブ、日野稲門会の「歌の会」、多摩稲門会の「いねの会」で10年以上の歳月をかけて1000曲を歌うことができたと感謝した。地域や近隣稲門会の交流の成果なのだ。
歌う番になると参加者ははじめに「1000曲達成、おめでとうございます」と言ってから歌った。唄も替え歌名人の青木康成さんが「還暦祝い唄」の〽今日はめでたい還暦祝い唄♪の「還暦祝い唄」を「1000曲祝い唄」と歌った。また稲積さんも鷹尾さんが松山の出身であることからご当地ソングの「夜明けのブルース」を選曲、〽ここは松山 二番町の店♪を〽ここは松山 鷹尾さんの店♪と替えた。さらに上條喜義さんは「乾杯」の〽君に幸せあれ♪を〽鷹尾さんに幸せあれ♪と替えて歌った。
鷹尾さんは何回も歌った唄があり、それらを合せると1600曲以上になる。9日は「下町の太陽」に続いて「山小屋の灯」を歌ったが、それまでに9回も歌っており、当日が10回目となった。また「旅の夜風」を櫻井和子さん、辻野多都子さんとデュエット、ご自身も楽しまれた。
最後に鷹尾さんが「我が人生で今日が最もいい日でした」と挨拶された。
終了後は場所を変えて夕食会に。11人が参加して歓談が尽きなかったが、名残惜しいお開きとなった。
(文責・川面)