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第110回俳句同好会

2023年02月19日

 多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の第110回目となる月例会が2月17日、多摩市関戸の京王クラブで開かれ、7人のメンバー全員が出席した。実際の季節感はまだ冬だが、暦のうえでは春であり、投句された35句の中では立春をはじめ梅など春の季語の句が大半となった。

 2人が特選とした句の季語は春燈。「余生のやうに点りゐる」という比喩が絶妙と評された。作者は明るく生きたいが、どこか物憂げであり、儚さを感じている気持ちを季語に託したようだ。

 10日に多摩でも雪が降ったが、春の雪に驚きを託して詠んだ追悼句が特選となった。多摩稲門会が創立されて40年が過ぎたが、当初から活動に参加されていた女性の訃報の数日後の淡雪だった。句会後、寿司店で懇親会となったが、故人を偲ぶ席ともなった。

・

 選句結果は以下の通り。カッコ中は選句者名。◎は特選句。

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春燈や余生のやうに点りゐる―――川俣あけみ(川面◎、辻野◎、又木)

おでん種煮詰め煮詰めて独りかな―――辻野多都子(長張◎、川俣)

肩すぼめ足早の癖春浅し―――宮地麗子(松井◎、辻野)

春の雪想ひもかけぬ訃報かな―――川面忠男(宮地◎、長張)

白梅のどの木も古しニュータウン―――川面忠男(又木◎)

朝の日を碧く鏤めいぬふぐり―――松井秋尚(川面、辻野、長張、宮地)

立春の朝の蕾を確かむる―――宮地麗子(川面、又木、松井)

梅林の風荒ぶれる城址かな―――川俣あけみ(川面、松井)

潮騒や棚田の数の薄氷―――川俣あけみ(松井、宮地)

骨董市取りて戻して暖かし―――松井秋尚(川俣、長張)

朝寝して失せ物探す氷点下―――辻野多都子(川俣)

福寿草三年ぶりの友との輪―――川面忠男(川俣)

雲の端薄く溶かして寒明くる―――松井秋尚(宮地)

煮凝りや昨夜(よべ)の冷めたる残り物―――長張紘一(松井)

春(はる)北風(ならひ)魔物ひそむるやうな雲―――川俣あけみ(川面)

見得を切る赤き隈取春立てり―――又木淳一(辻野)

オカリナの新譜届くや春立てり―――宮地麗子(又木)

春夕焼飛鳥女人の薄ごろも―――川俣あけみ(辻野)

落語聞く高階の窓山笑ふ―――川面忠男(又木)

せせらぎの音を崩して春めける―――松井秋尚(宮地)

じゃんけんぽんあいこの続く余寒かな―――又木淳一(川俣)

曇り日や老い木の梅は白き波―――辻野多都子(長張)

(文責・川面)

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