『多摩稲門会第72回文化フォーラム・春季懇親会』
2023年3月18日(土)14時10分から18時、多摩市関戸の京王クラブ2階で『多摩稲門会第72回文化フォーラム・春季懇親会』が開催された。
今回の文化フォーラムは、「我が国を取り巻く安全保障環境~軍事的視点~」というテーマ で、昨年来のロシアによるウクライナ侵攻もあり日本の安全保障にかかわる内容ということで、参加者は31名と当初予想より多くの方に参加いただいた。
14時10分、尾ノ井光昭会長の開会宣言および挨拶により開会となった。続いて川面忠男幹事が講師の新村暢宏氏の紹介を行った。
新村氏は自衛隊の元陸将補で自衛隊武器学校長の要職を経て、現在は一般社団法人・日本防衛装備工業会の常任理事をされているとのプロフィール紹介があった。
14時15分よりプロジェクターを使用して新村氏の講演が始まった。
講演内容は、「日本の範囲とは?」「排他経済水域(EZZ)・大陸棚とは?」「尖閣諸島問題の歴史的推移」、「領海侵犯の定義」、「米国・ロシア・中国の軍事的戦略」、「日本の地政学特性」、「東シナ海の問題」、「南シナ会の西沙諸島・東沙諸島問題」、「知っておきたい中国の国内法」等多岐に渡るものであった。参加者からは内容の濃い分かり易い講演であったとの声が多数あった。
15時40分、若干の質疑応答の後、講演が終了した。
引き続き、第2部の懇親会が尾ノ井会長の挨拶、長張紘一副会長の開会の辞と乾杯の音頭で始まり、尾ノ井会長の司会・進行で進められた。
なごやかな懇談が続き、講演いただいた新村氏も歓談の輪に入り、しばし会員と歓談した。
会員の一口スピーチが始まり、新人会員の湊剛宏氏、谷内正彦氏および入会検討中の校友1名の自己紹介をはじめとして、ほぼ参加者全員が今日の講演の感想、現況などをスピーチした。
宴もたけなわになった頃、又木淳一副会長の閉会の挨拶があり、参加者全員で、校歌「都の西北」を斉唱した。最後に野宇進会計幹事の力強いエール発声で閉宴した。
文化フォーラム及び懇親会参加者31名(内、講演のみ参加者5名)
氏名(敬称略)
尾ノ井光昭、又木淳一、白井昭男、加来健一郎、西村 弘、鈴木忠男、平松和己、 辻野多都子、吉川啓次郎、長張紘一、川面忠男、由井濱洋一、子幡嘉之、田中亮介、 遠藤ちひろ、川俣あけみ、浪久圭司、石井卓治、小林 勲、野宇 進、谷内正彦、湊剛 宏、 宮地麗子、吉田富康、塩沢泰弘、益田幸兒、鷹尾清文(日野稲門会)、石塚あつし、 星野英仁、湯浅芳衞、中西摩可比
野宇 進 記