早慶戦 (’23 春)観戦記
「紺碧の空」。 皆さん!久し振りに仲間と共に、母校の野球応援に行きませんか! 長く暗い「コロナ禍」を耐えてきた仲間に呼びかけ、準備を始めたのは既に幾分遅きに失した 感がありました。 今季から「応援の方法」が変更された等々の理由があり、我々の準備が 遅れた事もありました。 それでも、母校を、スポーツを愛する仲間5人が馳せ参じて下さい ました。 その中には、新人のご婦人・馬場さんも早慶戦・初応援に参加頂きました。 また、これ以外にも、既に指定席券を別途入手され、そこで応援頂いた会員もおられます。
今回は指定席券の入手が困難だったため、敢えて外野席のほぼ中央に席を確保しました。 この目的は早慶戦初観戦の馬場さんに「伝統の早慶戦」を理解頂くために、早慶双方の 「応援合戦」を楽しんでもらう事、そして広い神宮球場一杯に躍動する選手の姿を観てもらう ためでした。
今シーズンの早稲田の戦績は、早慶戦の前までは「竜頭蛇尾」の不可解なもの でした;初戦の東大戦から立大戦を経て対法政一回戦までは「何と破竹の5連勝!」で 早大の優勝を誰しも予測していた筈ですが、如何した事か、法政2回戦から突如投打とも 大不振に陥り、法大2・3戦を落とし、次の明大にも連敗し、結局、早慶戦で慶応と3・4位 を争う戦いとなりました。
この「早慶一回戦」は極めて厳しい激闘となりましたが、わが早稲田が、劇的大逆転で激戦を 制しました。 翌日の朝日新聞は “早慶戦、戻った「地鳴り」” の大見出しの下に次の記事が踊っていました;「外野の最後列まで埋まった2万6千人の大観衆の歓声が神宮に入り乱れた “覇者覇者・早稲田” “慶応慶応、陸の王者・慶応”」「6回まで劣勢だった早稲田だが、代打の切り札、島川(済々費・4年)が決勝の3ランを放って大逆転。地鳴りのような大歓声に 包まれた“」。 結局、覇者早稲田はこの試合も5対3で勝利をものにした。わが多摩稲門会「大応援団」も乱舞狂気。昨秋に続いて多摩稲門会が応援する早慶戦では「またまた勝った!」と喜び、さらに「多摩常勝応援団」の不思議な「力」を誇った。
激しかった「早慶戦」を制して、わが応援団は勝利を祝うために何時もの如く新宿の「ライオン」に 向かった。 勝利の乾杯! 冷たいビールが喉に沁みる。 本日の勝利は、多摩のジャンヌダルク・ 馬場さんのお陰でしょう。そうだ、そうだ。 おっかけたい隊長の湯浅さんを始め本日の激戦の解説 意見、希望・・・話は尽きない。 しかし最後には「今シーズンは残念ながら優勝を逃したけど、秋には多摩稲門会で大応援団を結成して絶対に優勝するぞ!!」の誓いの言葉で散会となった。
「覇者、覇者 早稲田」 -以上―
(文責 おっかけたい 吉川)