六大学野球・早稲田対明治戦観戦記
24年4月30日 「オッカケたい」湯浅
4月27日~早明戦は20年秋以来の優勝に向けて絶対に負けられない山場となるので27日1回戦を吉川さん、
林さんの3人で応援に行きました。その甲斐あって大接戦の末に5対4で先勝しました。
試合は早稲田が2回に1点、3回に2点得点して3対0とリードしましたが明治は5回に3点、6回に1点を入れて逆転しました。早稲田は8回に1得点して追いつき、9回表にしぶとく1点を入れて5対4と再逆転しました。然し明治が9回裏に1死満塁と攻め立てたのでサヨナラ負けを覚悟しました。小宮山監督はそこでリリーフに1年生の安田を投入しました。彼は昨年夏甲子園で日大三高のエースとして活躍して高校日本代表に選ばれた逸材です。安田は監督の期待に応えて2者連続で浅い外野フライに討ち取り無失点で切り抜けて、シーソーゲームを制して先勝しました。お陰で試合後3人は新宿ライオンで勝利を祝いました。
2回戦は明治に2対5で敗れたので29日が決勝戦になりました。1回戦の観戦疲れもありテレビ観戦を決め込みました。(六大学連盟は「ビッグシックスTV」で全試合を無料配信していますのでPCの「六大学野球連盟』をお気に入り登録しておくと生中継が視聴できます)
決勝戦の先発投手はエースの伊藤(3年・仙台育英高出身)でした。小宮山監督は好素質を見込んで1~2年時は抑えと第2戦先発投手として重用していましたが今季からは早稲田エースの証しの背番号11を付けさせました。(11番は昭和35年秋『伝説の早慶6連戦』で5試合完投した安藤投手が付けた由緒ある番号です)
果せるかな筆者が見た限り入学以来最高の出来で球威、制球共に申し分なく明治強力打線を延長11回6安打、8奪三振、1四球と完璧でした。今年のプロ野球ドラフト1位候補の室山主将も4打数無安打、1三振と完全に抑え込みした。一方攻撃は10回まで10安打しましたがタイムリーが出ず0行進で伊藤の力投が報われないのではと危惧しましたが11回表4安打、2四球、相手失策を絡めて一挙5得点して5対0で勝利しました。
この結果早稲田は21年秋以来明治から勝ち点を挙げて勝ち点は立教・明治からの2となり残るは
5月4日~東大・18日~法政・6月1日~慶応です。慶応も東大・法政からの勝ち点2で、立教・明治・早稲田を残しています。優勝争いは早慶に絞られて早慶戦で勝った方が優勝の公算大です。
「オッカケたい」は6月1日の1回戦に行きます。詳しくはHPと5月下旬発行予定の会報で広報します。