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第127回俳句同好会

2024年07月21日

サークル「俳句同好会」の句会が7月19日、多摩市関戸の公民館和室で開かれた。127回目になる。7人が出席し、5句ずつ投句と選句を行ったが、1人が欠席したものの投句には参加し、合わせて40句のうち21句が選に入った。

合評タイムで話題になったのは、〈風入れの晶子源氏を読み出せり〉という特選句。源氏物語は谷崎潤一郎、円地文子、瀬戸内寂聴も現代語訳の著書を出しているが、作者は与謝野晶子の訳がよいとし、選句した方もそれに同調したわけだ。

同じく特選句の〈若き日の水着身に当てルージュ足す〉も話題になった。高齢になり健康のためプールを歩くために若い頃の水着を取り出したが、ついルージュも、という女心を詠んだのだ。

合評では添削もする。例えば原句が〈炎天の大使館向け祈る僧〉は中7が〈大使館向き〉と位置関係を明確にし、上5も〈炎天や〉で切り、〈炎天や大使館向き祈る僧〉が成句となった。イスラエル大使館に向いて祈る僧の写生である。

・

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)。

・

若き日の水着身に当てルージュ足す―川俣あけみ(辻野◎、宮地◎)

風入れの晶子源氏を読み出せり―川俣あけみ(又木◎、川面、辻野)

籐椅子や頬に残れる市松文―――又木淳一(長張◎、川俣、辻野)

山降りて目に飛び込み来氷旗―――松井秋尚(川俣◎、長張)

夕暮れの音拾ひたる端居かな―――宮地麗子(川面◎、長張)

かき氷の列の長さよ動物園―――宮地麗子(川俣、白井、又木)

一時間に一本のバスかき氷―――川俣あけみ(白井、宮地)

初もぎの甘き蕃茄は陽の匂ひ―――辻野多都子(川面、川俣)

包丁や研いで試しに切るトマト―――長張紘一(白井、宮地)

薔薇一輪異国の海のガラス瓶―――辻野多都子(川俣、宮地)

かき氷掻く音聞こゆ旅の茶屋―――川面忠男(長張、又木)

白熊てふ今日の昔のかき氷―――又木淳一(辻野)

向日葵の迷路抜け出て仰ぐ富士―――川俣あけみ(辻野)

炎天や大使館向き祈る僧―――川面忠男(白井)

夏蝶や草の影より湧き出づる―――宮地麗子(又木)

捥ぎくれしトマトに土と日の匂ひ―――川俣あけみ(又木)

葉の蔭に隠れやうなきトマトかな―――松井秋尚(宮地)

川蛍友のおよびを離れざる―――辻野多都子(川面)

山を背に川風の中かき氷―――白井昭男(川面)

交差点ビル影求め急ぎ足―――長張紘一(白井)

かき氷赤か緑か迷ひをり―――松井秋尚(長張)

(文責・川面)

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