第78回文化フォーラム・賀詞交歓会」
令和7年2月1日(土)13時から、ココリア多摩センター7階のココリアホールにて、「多摩稲門会『第78回文化フォーラム・賀詞交歓会』」が開催された。
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第一部「第78回文化フォーラム」は、早稲田大学卒業生でバイオリンエンターティナーとして活躍するマグナム小林氏の「バイオリン漫談」であった。稲垣友三幹事長の開会宣言、尾ノ井光昭会長の開会挨拶に続いて、マグナム小林氏が「明日があるさ」を演奏しながら登場した。

バイオリン漫談とはいかなるものかと思っていたが、前半はトークを交えながら、バイオリンでいろいろな音を再現していく、というものであった。救急車、コンビニ入店音、新幹線やF1カーなど、普段聞き慣れた音だけでなく、大相撲の呼出しや行事などの人の声まで再現していた。会場は大いに盛り上がり、拍手や笑い声にあふれた。
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後半は、タップシューズでタップを踏みながらバイオリンを演奏するというもので、特にタップで馬のひずめ音を出しながら演奏した「暴れん坊将軍のテーマ曲」は秀逸であった。また、会場の拍手と一体となったラデツキー行進曲の演奏などで、会場はさらに盛り上がった。

およそ40分の演目であったが、新春にふさわしい華やかな時間となった。今回は、タウンニュースにて開催を告知したこともあり、多摩稲門会25名及び地元住民の皆さん10名の参加となった。
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引き続き、マグナム小林氏も交えてココリア多摩センター5階のキャリア・マムホールにて、14時より第二部の「賀詞交歓会」が、野宇進会計幹事の司会進行で開催された。
遠藤ちひろ副会長による主催者挨拶のあと、浪久圭司氏による乾杯音頭で始まった。
会員による「ひとことスピーチ」コーナーでは、初参加の寺澤慎也氏を始め、会員やサークル活動の「近況報告」が語られた。また、マグナム小林氏からは、バイオリンを6歳から14歳まで習っていたことや、立川談志師匠の新年会での余興がきっかけでバイオリン漫談を始めたことなどが明かされた。
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宴も進み、堤香苗副会長の閉会挨拶の後、参加者全員で校歌「都の西北」を斉唱した。倉澤茂幹事のリードにより、全員で「多摩!」「早稲田!」の力強いエール発声をした。限られた時間ではあったが、久しぶりの再会を喜び、活気あふれる「賀詞交歓会」となった。(16時過ぎ閉宴)

・参加者(敬称略)
稲垣友三、遠藤ちひろ、小野 勝、尾ノ井光昭、加来健一郎、上條喜義、川面忠男、倉澤 茂、小林 勲、白井昭男、鈴木忠男、鷹尾清文、堤 香苗、寺澤慎也、長張紘一、浪久圭司、野宇 進、平松和己、藤原雅博、又木淳一、谷内正彦、湯浅芳衞、吉川啓次郎、吉田富康、吉田 浩
藤原雅博 記