忍野村で早くもそばの収穫が行われました。(こそばの会)
2012年10月05日
妙高から幻の「こそば」の種を運び、山梨県忍野村で今年から試しにそばの栽培を始めました。
多摩稲門会会員の宇田川さんのお世話で地元の地主さんからお借りした畑です。
約600坪の広大な畑から富士山を一望できる絶好の場所です。
7月21日に種まきをしましたので、予定では10月5日頃が実りの時期でした。
そばは一般的に種まきから結実までが75日と言われていますので、ちょっと早い10月2日・3日日を収穫の日と決めていました。
ところが、なんと2日前の9月30日、台風17号が列島を南から北へ駆け抜け山梨県を直撃それも富士山麓の忍野を通過したではありませんか。
そばは一たまりも無く全体が根こそぎ倒れて傾いています。そればかりか大事なそばの実が地面に叩き落されたことは想像に難くありません。
早朝に集まった会員は奮起し手早く鎌で「刈り取り」を行い、更に昔ながらの作業、棒で叩いて「実落し」を行う作業をすべて手作業で行いました。
2日に4名、3日に9名延べ13名の労働でした。(写真が収穫風景です。)
この後、実を乾燥するのですがあいにく現地では難しく袋詰めにして妙高まで搬送することにしたのです。5日にむしろの上に広げてきましたので2週間もすれば程よく乾燥してくれることと思います。
お楽しみのそば打ちは早ければ10月末~11月初旬に出来そうです。
乞う、ご期待です。
参加者:高波さん、土川さん(3)、小林さん、今尾さん、澤田さん、天野さん、宇田川さん、加藤さん、依田