朝獲りの鮮魚やしゃれた器に盛られた会席料理で談論風発。
2013年05月26日
41回目のグルメの会は5月22日、調布駅前の「四季彩調風調布店」で開いた。駅から徒歩2分。前回40分かかったのとは対照的な近さだった。
同店の外観は黒の格子がかかった隠れ家風で、参加者の中には「電車から店を見て、一回来てみたかった」と言う人が何人かいて、興趣が増した。
二階席に参加者14人(うち女性はひとり)が2列で向かい合い、まずはサントリープレミアムモルツの瓶ビールで乾杯。先付の明日葉養老豆腐、前菜の旬菜盛り合わせを楽しんで、「ちょっぴり贅沢な感じだね」ともらす参加者も。おこぜの清汁仕立てに続いて、福岡から空輸されたメジナとハトダイの刺身が出された。刺身は量の少なさが不満だったが、ゆっくりと口に運ぶと何とも言えないうまみが口いっぱいに広がった。
恒例の参加者全員によるショートスピーチでは、健康問題を語る人が多かった。「気持ちは若いが、体がついていかない。立ち上がるのもひと苦労」とぼやく人がいた半面、「夏に北アルプスに登るので、カラオケを休んで高尾山で体力づくりした」と前向きの人も。80歳で世界最高齢のエヴェレスト登頂を果たした冒険家の三浦雄一郎さんの快挙には、賛辞があがった。
「死んだら終わり。筆ペンで般若心経を書いた」という人もいた。
このころには、日本酒や焼酎、ワインなどが次々と注文され、各人飲み放題を堪能して思いのたけを語り合ったようだ。
その後料理は福子の雲丹焼き、牛舌と新じゃがの炊き合わせ、帆立真丈のひばり揚げと続き、蕎麦でしめた。デザートは豆乳チーズケーキだった。