第21回の俳句同好会
2015年09月20日
原則として毎月第3金曜日に行う俳句同好会の9月例会は18日午後1時半から3時間、会場は多摩市関戸の公民館会議室であった。メンバー9人がフル参加、1人は当日欠席したものの事前に投句、選句した。
各人が3句を投句し5句を選句、うち1句を特選句とするが、6人の句が特選句となった。このように特選句が特定の句に偏らないのがよかったという声が参加者に共通した感想だったようだ。出来栄えを競うだけでなくお互いに俳句を楽しもうというのが会発足の趣旨であるからだろう。
2人が特選とした「秋茄子うかと過ぎたる己が旬」は秋茄子の旬と自分の旬を対比させたのがよかったなどが選句理由。
同じく2人が特選とした「木叢より秋忽然とあらわれぬ」は、夏の茂みも秋の木の実や虫の声などから秋に変わりつつある変化の発見がよいという感想。
特選句にはならなかったものの、「ひぐらしやこともなき日は暮れんとす」は5人が選び、最高得点句となった。
選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名、◎が特選句。