3年目に入った俳句同好会
2016年01月24日
サークル「俳句同好会」の活動が3年目に入った。一昨年の1月にスタート、25回目となる今年1月の月例会が22日、ベルブ永山の和室で行われた。出席者は6人、欠席者2人もメールで投句・選句に参加し全投句数は24句となった。
選句者が全投句の中から最も佳いとする特選句がばらけた。淡淡と生きて長寿やなずな粥、は2人が特選句としたものの、他の特選句はいずれも1人の選句。
特選句にはならなかったものの、田に著きどんどの火跡今朝の雨、は5人が選句、最高得点句となった。どんど焼きのすさまじい勢いが動、雨降る火跡が静、という動と静を感じさせる句――という評が出た。
4人の選句、示現流乱打の後の薩摩汁、は示現流という薩摩の剣法が話題になった。示現流、乱打という措辞が力強い。薩摩汁という季語も合っている。
七十路の過ぎ去る早さ温め酒、は温め酒が秋の季語という理由で選句を見送った人もいる。9月頃の投句であれば特選に値するという評だった。
例によって句会後は最寄りの蕎麦店で新年会を行った。ざっくばらんな話をする第2句会になっている。