「ナイスストライク!」。ピンがはじけ飛ぶ音がボウリング場にこだました。
2016年03月06日
多摩稲門会第1回ボウリング大会が2月27日(土)午後3時から永山コパボウルで行われた。参加者は12名。A、B、Cの3チームに4人ずつ分かれ、3レーン使って3ゲーム投げた。
この日のハイスコアを出した井上正さんは慶應大ボクシング部OBで、流麗な真っすぐなストレートのようなボウルで175点を出した。
奥様の井上久子さんも「ボウリングは昔やっただけです」と言いながら、第3ゲームでは106点出していた。
井上正さん、井上久子さん、湯浅芳衞さん、尾ノ井光昭さんの4氏のBチームが第1回大会の優勝チームになった。
湯浅芳衞さんは力の抜けた素直なボールを投げ、135点の高得点を挙げた。
対して尾ノ井光昭さんはダイナミックなフォームで、まるでソフトボールの下手投げのような投球で第3ゲームで154点を出した。
2位のチームは白鳥金丸さん、益田幸兒さん、川畑道彦さん、菊池恵子さんのCチームだった。
大学時代ボウリング部だったという川畑道彦さんは正統派のフォームで、第1ゲームで131点出した。
川畑さんも久しぶりだったようで、「こんなはずじゃない」と言いながら2位確保に貢献した。
益田幸兒さんも正統派のボウリングで「学生時代2~3回やっただけだ」と言いながら華麗なフォームを披露していた。
白鳥金丸さんは強烈なフックでピンを倒すようなフォームで、第3ゲームで139点を出していた。
元ボウリング部の菊池恵子さんも「久しぶり」と言いながら、昔の華麗なフォームを思い出すには時間がなく、それでも素直なフォームで132点を出していた。
3位のCチームは、鈴木忠男さん、上條喜義さん、櫻井和子さん、稲垣友三だった。
鈴木忠男さんのボールはフォームが決まっているせいか真っすぐにヘッドピンに向かい、スプリットに泣かされた。それでも第2ゲームで144点出し、面目躍如だった。
上條喜義さんは、スペアをもう少しではずす、不運なフレームが多かったが、フォームは流麗で正統派に近く、次回は軌道修正して、ストライクを連発するに違いなかった。
櫻井和子さんはフォームはダイナミックだがピンがなかなか倒れてくれず苦戦していた。それでも一番参加者の中で楽しんでいたようだ。
幹事の稲垣は投げたボールがなかなかポケットに入ってくれず、裏に回ったりヘッドピンをはずしたりした。昔を思い出そうと思ってもあまりに時間が経ちすぎ、思い出し始めたころゲームセットとなった。最高点はトップの井上正さんの175点にはかなわなかったが、尾ノ井光昭さんと同点2位の154点を第2ゲームで出した。
会場の永山コパボウルは京王線永山駅から徒歩1分と場所的に便利で、ボウリング場内は若者連れ、家族連れで熱気にあふれ、満員だった。