1人が8曲を歌った3月の「いねの会」
2016年03月20日
カラオケサークル「いねの会」の3月例会が15日正午から5時にかけて多摩市関戸の店「麗」で行われた。参加者は8人、いつもの月例会に比べて5人ぐらい少ないと言えるだろうか。途中から一般の常連客が1人加わった。この方は準会員として2度目の参加でメンバーとも顔見知り。いずれにしても例月のように参加者の数が二ケタにならなかった。
それでどうなるのかと言えば、歌う順番が早く回ってくる。いつもは1人が4曲か5曲しか歌わないが、その日は8曲になった。
参加者数が少ないと見越した幹事長はあらかじめ島倉千代子の唄だけを歌うことに決めた。BS朝日が3月2日に放送した「昭和偉人伝」で島倉千代子の人生をまとめたが、それを視聴して島倉の唄を歌うことにした。「人生いろいろ」を歌うと、2人の参加女性が横に立って「いろいろ!」と囃し、雰囲気を盛り上げた。
「いねの会」の会長は最近、五木ひろしの唄を盛んに歌っている。五木の唄はすべて歌うことができるようにするようだ。また幹事の1人は日ごろのイメージと違う唄を披露した。
「いねの会」のメンバーの歌う様子を見て俳句を作った人もいる。肩深き男は歌う春酔歌、この句は3日後の多摩稲門会・俳句同好会の月例会に投句された。
この日の出席者が二ケタを割ったのにはそれなりの理由がある。出席するはずであった1人は夫人の治療に付き添う必要が生じ、やむを得ず欠席となった。また「確定申告のため出席できなくなったが、自分に変わりはない。皆さんによろしく伝えてほしい」という人もいた。入院治療の予定が長引いた人もいる。しかし、4月の月例会は参加者がまた二ケタになるだろう。
「いねの会」の幹事グループは6人で「楽酔会」と称して幹事の打ち合わせ懇談会を隔月で開いている。この日の参加者8人のうち女性2人を除いた6人はすべて幹事グループの人たち。「いねの会」の後、最寄りの中華店で生ビールなどを飲んだが、「臨時楽酔会」になった。