「サッパリ味の鰻と美酒に感動」
2016年10月02日
61回目のグルメの会は9月29日、尾根環沿いの一本杉公園に近い鰻店「四季の詩」で開いた。男性10人、女性2人の12人が参加したが、他にキャンセル待ち2人と参加熱望者2人がいて、いずれも参加能わずという盛況ぶりだった。
グルメの会は久しぶりの長老、田中亮介さんが音頭をとって乾杯。瓶ビールのあとは銘酒がひしめく日本酒が続々注文された。山形の「十四代」、大阪・池田の「呉春」、いずれも新潟の「久保田千寿」と「八海山」が選べたが、どれも知名度が高いため、酒量も「鰻」登りとなった。
ほろ酔い気分のころ、肝焼きと兜焼きの串ものが運ばれた。後者は串1本に鰻の頭が八つつく豪華版。次いで白焼きと酢の物の鰻作(うざく)が運ばれて宴はたけなわに。
恒例のショートスピーチが始まり、鈴木忠男さんは「自宅からこの店まで徒歩5分」と庭先気分を語り、川面忠男さんは築地市場の豊洲移転問題が小池百合子・新都知事誕生で大騒ぎになっている問題で、「都庁担当記者はこれまで何をやっていたのか」と怒りを爆発させた。小林勲さんは都営大江戸線が午前10時台でも大混雑と指摘。「マスコミはもっとしっかりして」と不満をぶつけた。
長張紘一さんは「小池都知事はがんばってよく発言している」と、豊洲移転問題での存在感を高く評価した。
西村弘さんは、「アベノミクスは経済成長にとらわれ過ぎ」と安倍晋三首相の経済政策を批判、経済成長問題では櫻井和子さんも西村さんに同調した。
広田進さんは「日本は世界最大の債権国。教育の維持ができればいいと思っている」。
井上一良さんは、がんで眠るように亡くなった愛犬をいとおしみ、人生の無常観を吐露した。上條喜義さんは、3年前に首を痛めて左腕が利かなくなり、マンドリン演奏もできなくなった経験を告白。とはいえ苦労の末に、ジムのマシンで筋トレを始め、3か月で完治させたそうだ。
新井正子さんは、歯科医院経営の経験から「自助努力が大切」と説いた。