「高級ウィスキーの差し入れに賛辞」
2016年12月04日
62回目のグルメの会は11月30日、ココリア多摩センター6階のレストラン街にある広東料理店「桃里」で開いた。ホテルオークラ系で味には定評があり、男性12人、女性ひとりの計13人が参加。多摩センター駅から続くイルミネーションを眼下に望みながら年末気分に浸ることもできた。
この日はグルメの会常連の広田進さんが、「バランタイン30年もの」を自宅で20年間秘蔵した時価8万円(某百貨店の話)の高級ウィスキーを寄付。店の了解を得て参加者全員にふるまわれた。滅多に飲めない「幻の酒」だけに、「こんなうまい酒飲んだことがない」といった賛辞が次々とあがり、しばし美酒談義が続いた。
美酒が飲み干されるといつものグルメの会に戻り、ビールを注ぎ合って広田さんの音頭で乾杯。クラゲの冷菜やエビの塩水漬けなどの前菜やカニ肉入りふかひれスープ、鶏のから揚げのレモンソース、海の幸と中国ハムのニンニク炒め、と料理が進むにつれ飲み放題の気軽さからか、紹興酒やビール、ワインなどの注文がぐんぐん増えた。
恒例のショートスピーチで、元早大サッカー部監督の由井濱洋一さんは日本サッカーの現状を分析。「技術は素晴らしいが、ここぞというときにがむしゃらになれない。いまだに釜本(邦茂、メキシコ五輪で日本が銅メダルを取ったときのエースストライカー)を超える選手はいない」と断じた。
川面忠男さんは「リベロ(攻守ともに優れた選手)がぶらぶらしているチームが強いと聞いて、自分もリベロ(の記者)にと編集局長に申し入れ、実現した」と釜本への思い入れを語った。
高齢者の運転免許更新が社会問題になっているが、井上一良さんは「ブレーキとアクセルの踏み間違いは実は30歳代が多い」、河合一郎さんは「大型2種免許の更新をしてきた」と語り、高齢者の元気さを訴えた。中川邦雄さんも「自慢話。こないだ骨密度年齢を調べたら32歳だった」と82歳で日ごろ続けている高尾山登山の成果に胸を張った。
益田幸兒さんは、多摩稲門会で料理教室を開催する準備中と紹介し、長張紘一さんは日野稲門会主催の立川断層を歩く会に参加した成果を報告。山中康廣さんは多摩市と共同でジャズのライブを年4回開催し、最近満席という盛り上がりぶりを披露した。