グルメの会 2017/01/25
2017年01月29日
「トランプを肴にスペインの味とワインにひたる」
63回目のグルメの会は25日、京王永山駅近くのスペイン料理店「ウン・べシート」で開いた。10種類以上のパエリア(スペイン風炊き込みご飯)が食べられる人気店で、男性10人、女性ひとりの計11人が参加。米国でトランプ新大統領就任、日本では稀勢の里が19年ぶりの日本出身横綱に決まった直後とあって、のっけから談論風発のにぎやかさとなった。
まずは浪久圭司さんが「トランプにかきまわされそうな1年。でも地に足をつけ、みなさん健康で」と音頭をとり、生ビールで乾杯。恒例のショートスピーチで西村弘さんは「ヒトラーとトランプは全く同じと感じている」と強い警戒感を示した。
山中康廣さんは稀勢の里の横綱昇進を率直に歓び、「横綱になれば自分だけでなく、日本人みんなが喜ぶとお父さんは言っていた」と感動の大きさを表現した。
料理はまず、スペイン風オムレツ、エスカルゴときのこの煮込みなど3種の前菜からスタート、ニンジンドレッシングのサラダなどをはさんで、メイン料理が二つ登場。きのこのバルサニコソースをかけた豚のロース肉と、アサリと白ワインのバターソースをかけた鯛のソテーを各人が取り分けた。
湯浅芳衛さんは、築地の後継市場に予定されている豊洲について「見直し大賛成。小池百合子東京都知事はがんばって欲しい」と石原慎太郎元都知事を追及する構えを支持し、河合一郎さんも同調した。