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3月の俳句同好会

2017年03月19日

第39回俳句同好会が3月17日午後、多摩市の関戸公民館和室で開かれ、7人がそれぞれ3句を投句、5句を選句した。参加者、投句数は一時に比べて減ったが、選評は多様でおもしろいと感じた。

 

高得点句の<陵を守りゐる濠葦の角>を選句した一人は陵を奈良の山の辺の道にある崇神天皇陵と想定した。崇神天皇は第10代、実在した初代の天皇という説もある。考古学者が最も発掘した御陵の一つであるが、宮内庁が発掘を許可しないことから葦の角は宮内庁の暗喩であると解釈した。

 

同じく高得点句の<虚(うろ)暗き五色椿や風惑ふ>は奈良の白毫寺の景を詠んだもの。五色の椿は400年以上の命を保ち、多種類の色の花を咲かせ、風を惑わせている。惑わされるのは寺を訪れて椿を観た作者でもあろう。

 

<春の霜里の田畔の水痩せて>は、<水痩せて>が発見だと評された。

 

選句の結果は以下の通り。カッコ内は選句者名。特選は◎で表記。

 

陵(みささぎ)を守りゐる濠葦の角        川俣あけみ(川面◎、又木◎、辻野、長張)
虚暗き五色椿や風惑ふ              川俣あけみ(辻野◎、川面、長張、又木、宮地)
春の霜里の田畔の水痩せて           辻野多都子(長張◎、川面、川俣)
クレッシェンド遠き日に往く春の夢        川面忠男(萩尾◎、川俣)
過去といふたった二文字(ふたもじ)鳥雲に 萩尾昇平(宮地◎)
沈丁花纏いつくよな雨後の宵          宮地麗子(川面、川俣、萩尾)
つぶしの利かぬ男の生きて土匂ふ       萩尾昇平(長張、又木)

ハッシー逝く

人去りて酒の香滲む二月尽            辻野多都子(長張、宮地)
春の朝アミエルの日記自づから         又木淳一(川俣、萩尾)
薄氷野に還りゆく廃寺の              川俣あけみ(辻野、萩尾)
里山の春蘭のあお艶々と             長張紘一(川俣、又木)
仲春や喜怒哀楽の糾へり             又木淳一(川面、辻野)
祝祭の老いの日々かな山笑ふ          川面忠男(又木、宮地)
残像の塔のありかやお水取り          辻野多都子(宮地)
友去りし山も消え入る春二番           長張紘一(辻野)
屈むれば善(よ)か男(お)の子なり犬ふぐり  又木淳一(萩尾)

(文責・川面)

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