第40回俳句同好会
2017年04月23日
4月の俳句同好会は21日午後、多摩市関戸の公民館和室に7人が集まり句会を開いた。俳句同好会がスタートして40回目の句会となった。あらかじめメールで投句、選句したメンバーの1人も加え8人の句会となった。投句は24句だったが、選外になったのはわずか3句に過ぎない。
このうち<悲しみに姿(なり)ありとせば桜かな>は過半数の4人が1句だけ選ぶ特選句とした。作者は「車椅子の母親には桜が見納めとなった。華やかな桜も人によって見方が異なり、亡くなった人の魂も感じる。日本人にとって切っても切れない心象風景」などと自解した。選句者の中には先の大戦で特攻隊員として散った従兄弟を思い、青春の哀しみを感じたという人もいた。
各人の投句は3句、選句は5句で結果は以下の通り。カッコ内は選者名、特選句は◎で表記。