第42回俳句同好会
2017年06月18日
俳句同好会は毎月第3金曜日、6月は16日午後1時半から多摩市永山の公民館和室で開かれ、8人が投句と選句を行った。投句は各人3句、選句は各人5句で、うち1句は特選句だが、特選句はなくてもよいとした。今回は2人が特選句なしとした。
多摩稲門会のサークル「歴史に遊ぶ会」は5月30日に静岡市の駿府城址公園、久能山東照宮などを散策したが、俳句同好会のメンバー3人が参加して嘱目句を詠んだ。歴史探訪が吟行となったわけで吟行地に対する挨拶句が4句、そのうち<神廟の蹴揚げは高し葵草>、<真つ直ぐに本丸堀の立葵>、<起立せる葵の先は櫓なり>の3句が選に入った。
<実桜の落ちて吉野は遠きかな>は特選句にはならなかったものの5人が選ぶ高得点句になった。選句者の1人が桜の実を持参、「サクランボのように食べたものです」と言った。鳥が桜の実を食べ、糞の種が吉野を桜の山にしたなどと話が弾んだ句会になった。
選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名、特選句は◎で表記。