早稲田大学校友会

多摩稲門会
  • トップページ
  • 多摩稲門会とは
    • 多摩稲門会とは
    • 会報 [杜の響]
    • 会則
      
  • 行事予定
  • サークル活動
    • 山歩きの会
    • 悠々歩く会
    • テニスクラブ
    • ゴルフクラブ
    • 早稲スポ・オッカケたい
    • 囲碁サークル
    • いねの会(カラオケ)
    • グルメ
    • 歴史に遊ぶ会
    • 俳句同好会
    • こそばの会
    • ライブ演奏同好会
    • この指とまれ
    • ボウリングの会
  • リンク
  • 入会お申し込み
  • お問い合わせ

第53回俳句同好会

2018年05月20日

特徴のある句会となった。サークル「俳句同好会」の第53回目で、5月18日午後1時30分から多摩市・永山公民館和室で開かれた。最高得点句の<はんなりとてまりのなりのぼたんかな>は17音を平仮名にしてやわらかい感じを出し、京都の女性の姿を連想させて成功した。

また<山葵田をあふれきし水和紙の里>、<雨あとの夕日あまねし梨の花>、<会津嶺の虹は薄れずくぐり得ず>の3句は作者が福島を訪れて作ったもの。自然賛歌の背景に東北の復興を願う気持ちが込められている。

同様に<薩摩琵琶大夫の笛に落花舞ふ>、<極楽寺一絃琴に風光る>は鎌倉の極楽寺で催された「薩摩琵琶と一絃琴の演奏会」を聴いて作った句である。
今回も川俣さんの添削で整う句が少なくなかった。一例を挙げれば、<若葉風樵路の標新しき>で、原句は<樵路にも新標識や若葉風>だが、<標識>が「標」となり、<新>は<新しき>となり、韻文の効果によって詩情が高まった。

 

披講の結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選句は◎で表記)

 

はんなりとてまりのなりのぼたんかな   又木淳一(川面◎、平松◎、川俣、 萩尾、宮地)
山葵田をあふれきし水和紙の里      川俣あけみ(又木◎、宮地◎、辻野、長張)
夏立つや髪切りて風新しき          宮地麗子(川俣◎、川面、辻野、又木)
飛行機雲ひとすじ赤し春の果         宮地麗子(辻野◎)
荷風忌やロダン「接吻」の手は彷徨ふ  辻野多都子(萩尾◎)
むせかえる篤農の苗闇祭り          萩尾昇平(長張◎)
雨あとの夕日あまねし梨の花         川俣あけみ(川面、辻野、又木、宮地)
会津嶺の虹は薄れずくぐり得ず        川俣あけみ(長張、萩尾、又木、宮地)
若葉風樵路の標新しき               又木淳一(辻野、長張、萩尾)
笛の銘は「小枝(さえだ)」
薩摩琵琶大夫の笛に落花舞ふ          辻野多都子(川面、長張、宮地)
薫風やお役御免となる朝の            川面忠男(川俣、又木)
富岡の桜散りたり哀史連れ            長張紘一(川俣、平松)
鯉のぼり話題いつしか翔タイム          又木淳一(川面、萩尾)
極楽寺一絃琴に風光る                 辻野多都子(川俣)
清楚なるじゃがいもの花媚知らず      萩尾昇平(平松)
新緑や画才の無きの口惜しき           萩尾昇平(平松)
芍薬のおもかげ白き立ち姿            川面忠男(平松)

(文責・川面)

サークル活動

山歩きの会

テニスクラブ

ゴルフクラブ

早稲スポ・オッカケたい

囲碁サークル

いねの会(カラオケ)

グルメ

歴史に遊ぶ会

俳句同好会

こそばの会

音楽鑑賞会

この指とまれ

ボウリングの会

フォーラムのご案内

総会・幹事会

会報

多摩稲門会ブログ

会員からのお知らせ

▲ページトップへ
  • 多摩稲門会とは
  • 行事予定
  • 山歩きの会
  • 悠々歩く会
  • テニスクラブ
  • ゴルフクラブ
  • 早稲スポ・オッカケたい
  • 囲碁クラブ
  • いねの会
  • グルメの会
  • 歴史に遊ぶ会
  • 俳句同好会
  • こそばの会
  • ライブ演奏同好会
  • この指とまれ
  • ボウリングの会
  • 文化フォーラム
  • 総会・幹事会
  • 会報 [杜の響]
  • 多摩稲門会ブログ
  • 会員からのお知らせ
  • リンク
  • 入会申し込み
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
Copyright(c) 2011 多摩稲門会 All Rights Reserved.