「鮮魚と銘酒に酔いしれる」
2018年05月27日
71回目のグルメの会は5月23日、京王線聖蹟桜ヶ丘駅近くの「漁港直送 目利きの銀次 聖蹟桜ヶ丘駅前店」で開いた。男性9人、女性ふたりの計11人が参加。グルメ開始時刻の夕方から昼間への繰り上げはすっかり定着した。
とはいえ、ひとりが2時間、もう一人も20分ほど遅刻し、のっけから波乱含みとなった。高齢化は止められないということかもしれない。
生ビールでの乾杯のあと、シラス入りサラダ、カニみその甲羅焼きが出されると「プレミアム飲み放題」に含まれる「獺祭」や「八海山」、「上善如水」などの銘酒が次々に注文され、酒宴は一気に盛り上がった。
漁港直送のマグロの赤身やイワシなど刺身五種はさすがに絶品。エビとハマグリ、ホタテを缶に入れて焼く「ガンガン焼き」からも鮮度の良さが伝わった。
お店の好意で飲み放題ながら時間制限なしとなったため、談論風発を超えてミニ演説会の様相となった。
中でも、川面忠男さんと浪久圭司さんの舌鋒の鋭さが際立った。川面さんは来月の多摩稲門会総会で決まる執行部人事を独自の取材力で解説。打ち込んでいる俳句では俳句協会会員になったことに胸を張った。
長張紘一多摩稲門会幹事長は幹事長の重責から解放されることを明かし、病気療養中の依田敬一同会長の容態を説明した。
浪久さんは、アメフトの関学戦で危険なプレーをして相手選手に怪我をさせた日大選手が、記者会見で非を認めて謝罪した勇気を高く評価。一方で加計・森友問題で野党の追及を受けた安倍首相を「あれはダメですよ。ウソをつく」「日本を戦争にもっていく人間。糾弾しなければ」とこき下ろした。
世話役は「安倍首相の安保政策には大反対だが、アベノミクスは低迷していた日本経済を上向かせた」と指摘。有力なライバルの不在を問題視した。