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第66回俳句同好会

2019年06月23日

多摩稲門会の6月俳句会は21日、多摩市の永山公民館和室で開かれ、7人が5句ずつ投句、選句した。うち2人はメールによるもの。5人が出席して選句の後で合評したが、6月はいい句が多く選句に迷ったという声も出た。
とりわけ〈父祖の地の墓を畳めり麦の秋〉は、最近の世相を自分のこととして詠んだものだが、〈麦の秋〉という季語が効果的だったことから半数の人が特選句とした。
東北を旅して詠んだ句が3句あり、いずれも選句された。実際に見て詠んだ句には力があると評された。
地名、鉄道路線名、山の名を織り込んだ句があったが、一般に知られている固有名詞であり、読者には伝わるであろうと合評した。坊津がわかるかどうかという疑問が出されたが、奈良の唐招提寺を開いた渡来僧の鑑真が上陸した地点だという説明で納得された。

 

選句結果は以下の通り(カッコ内は選句者名、特選は◎で表記)

 

父祖の地の墓を畳めり麦の秋    川俣あけみ(川面◎、萩尾◎、又木◎、宮地)
万緑や縄文土偶子を孕み        萩尾昇平(川俣◎、川面、辻野、宮地)
梅雨の月喪服に残る胸の冷え    川俣あけみ(宮地◎、辻野、萩尾、又木)
桑の実の紅に浮かべる少女の日   川俣あけみ(辻野◎)
宙に浮く毛虫足掻けど地に着かず   辻野多都子(長張◎)
代掻きの真中を過ぐる五能線     長張紘一(川俣、萩尾、又木)
坊津の磯波を浴ぶ海紅豆        又木淳一(川面、川俣、宮地)
翼持ち地を這う鳥や五月雨       辻野多都子(萩尾、宮地)
卯の花や城址の径の小暗きに    又木淳一(川俣、長張)
道をしへ仏遣はす熊野小路       萩尾昇平(川面、辻野)
夏燕飽かず眺むる宿の窓         宮地麗子(長張)
麦笛やリコーダーなど無き頃の     萩尾昇平(又木)
八重どくだみ一輪挿すや枕辺に     宮地麗子(又木)
縄文の燕も崇む岩木山          長張紘一(萩尾)
患者様と呼ばれし不安梅雨最中     萩尾昇平(川俣)
奥入瀬の苔むす小径滝しぶき      長張紘一(川面)
提燈花点る古道の暗き墓         川面忠男(長張)
風鈴草瞼に居りぬ君なりき        又木淳一(辻野)
老ゆも又良しと言ひたやビール酌む  宮地麗子(長張)

(文責・川面)

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