令和元年度定例総会・文化フォーラム・懇親会の報告
2019年07月07日
多摩稲門会の令和元年度定例総会・文化フォーラム・懇親会は6月22日(土)午後1時から多摩市関戸の「京王クラブ」で行われた。
第40回定例総会
午後1時、多摩稲門会第40回定例総会が平松和己幹事長の開会の辞で始まった。尾ノ井光昭会長の挨拶、ご来賓の紹介のあと総会が始まった。
総会は長張紘一副会長が議長に選出され、議事が進行した。平松幹事長が平成30年度多摩稲門会活動報告を、野宇進会計幹事が同決算報告を行い、いずれも異議なく承認された。ここでご来賓が全員揃い、代表として早稲田大学地域コーディネーターの大西正泰氏にご挨拶を頂いた。
引き続き、平松幹事長が令和元年度多摩稲門会活動方針案を発表し、白井昭男副会長が予算案を発表した。「会員相互の親睦、母校早稲田大学の発展、地域文化の向上に寄与」するという会の目的を一層推進させ、会員の増強活動を更に強化していくことを宣言した。また、来年令和2年は多摩稲門会設立40周年にあたり、記念イベントを開催すべく、鋭意折衝中であることも報告された。活動方針案、予算案は、賛成多数で承認された。その他、平松幹事長から会則変更の件で、第3条の見直しをマネーロンダリング防止のためゆうちょ銀行から要請され、第3条は、「本会の事務所は多摩市内に置く。」から「本会の事務所は多摩市内の会長宅に置く。ただし、会計口座に登録する所在地は会計幹事宅に置く。」に変更する旨の提案があり、この会則変更の提案事案も異議なく了承された。
第69回文化フォーラム
平松幹事長の開会アナウンスで始まり、尾ノ井会長の講演者紹介のあと講演が始まった。演題は「多摩市の健幸まちづくりー東京都最長の健康寿命を誇りに」。講師は現多摩市長の阿部裕行氏。男女とも多摩市は元気な高齢者が多く、数字上でも65才健康寿命と65才平均余命でも東京都の中で傑出している。
多摩市も「住んでいると健幸になれるまち」を目指し、市民・議会・行政が一体となって、健幸都市実現に向けた市民の行動宣言として「多摩市健幸都市宣言」を平成29年(2017年)3月30日に制定した。「健幸」とは言うまでもなく「健康と幸せ」の造語である。「健幸まちづくり」の体系の3つの柱は、①健幸的な生活の獲得支援、②暮らしの安全・安心、③世代の多様性を増やす、である。
公共施設の見直しなど阿部市長は「市民の皆さんの誰もが健康で幸せに過ごせるまち」を実現するために全庁で健幸まちづくりを推進している、と力強く述べた。
講演後に行われた一問一答では、「からきだの道などよく整備されている。環境整備をこれからもお願いしたい」等、健康維持や社会福祉、環境整備について要望が出され、阿部市長からそれぞれに丁寧な返答を頂いた。浅井隆夫副会長の閉会の辞で第69回文化フォーラムを終了した。
懇親会
午後4時から会場を移して懇親会を催した。白井副会長の開会の挨拶、川面忠男幹事の乾杯発声でグラスを片手に歓談の輪が広がった。益田幸兒幹事の司会・進行で会は進められた。
小林誠治多摩白門会支部長や加島正道多摩三田会会長、近隣稲門会来賓のスピーチなどご来賓の祝辞に続き、恒例の会員ひと言スピーチ、現役学生の教育学部3年中山舜介さんのスピーチなど時間の経過とともに会場は一段と盛り上がりを見せた。
講演者の阿部多摩市長も懇親会に参加し、会員と気さくに話していた。その後、稲門祭記念品グッズの抽選会があり、井上一良会員の福引券抽選で稲門祭記念品グッズが出席者に配布された。稲垣友三副幹事長の閉会の挨拶のあと、参加者が全員で校歌「都の西北」を肩を組んで合唱し、野宇会計幹事の力強いエール発声で閉宴した。