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10月の俳句同好会

2019年10月20日

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の10月例会が18日午後、多摩市の永山公民館の和室で開かれた。今回が第70回目。7人が投句、選句したが、35句の投句の中で13句が新潟県の佐渡市を旅した際に句材を得たもの。稲門会の別サークル「歴史に遊ぶ会」が行った9月末の佐渡旅行には「俳句同好会」の4人が参加しており、佐渡吟行の色合いが濃い句会となった。

 

高得点となった〈流謫の宮址色なき風の中〉は佐渡の黒木御所で詠んだもの。黒木御所は承久の乱(1221)で佐渡に流された順徳上皇の仮行宮所だった。〈夕暮れの刈田に朱鷺を見つけたり〉は、絶滅種の朱鷺が自然に放たれ、ドジョウなどを餌に生きている姿を目撃して感動した気持ちを詠んだ。佐渡に行かなければ得られない句材だ。どちらも実景を見て詠んだ力強さが感じられる。〈ロボットやなれど身にしむ間歩暮し〉の間歩(まぶ)は佐渡金山の坑内のことだ。

 

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(◎は特選句)。

 

流謫の宮址色なき風の中          辻野多都子 (川俣◎、宮地◎、川面、長張、又木)
出征は死語となるべし蛇笏の忌     川俣あけみ (萩尾◎、又木◎)
爽やかなる湖の筏へ小船かな      川面忠男 (長張◎、又木)
夕暮れの刈田に朱鷺を見つけたり    宮地麗子 (川面◎、又木)
スナックのギターの埃秋惜しむ       長張紘一 (辻野◎)
焼き印の宿の古下駄蛇笏の忌       萩尾昇平 (川俣、辻野、又木)
稲滓火の煙の匂ひミレー展         萩尾昇平 (川面、川俣、宮地)
暫くは転寝せんか昼の虫           又木淳一 (長張、萩尾)
ヴィオロンの余韻を耳朶に良夜かな    川俣あけみ (川面、宮地)
くわつと目を開きしままや捨て案山子  萩尾昇平 (川俣、長張)
ロボットやなれど身にしむ間歩暮し    川面忠男 (萩尾、宮地)
山頂の基地のレーダー鰯雲         川面忠男 (萩尾)
秋ひとり読みかけの本腹に乗せ      宮地麗子 (辻野)
女郎蜘蛛色なき風をつかみゐる      川俣あけみ (川面)
金山の今は水澄む濁川             川面忠男 (長張)
身にしむや坑夫の声を金山に        長張紘一 (川俣)
負ふた子の寝息いつしか虫時雨      又木淳一 (宮地)
花蕎麦や猫のおけさの恩返し        川面忠男 (萩尾)
今日も又ありふれし日か草の花       宮地麗子 (辻野)
零余子蔓引けば思ひ出連なり来      川俣あけみ (辻野)

(文責・川面)

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