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第82回俳句同好会

2020年10月18日

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の10月例会が16日午後2時から多摩市永山の公民館和室で開かれた。第82回で8人が参加、5句ずつ投句と選句を行ない、うち1句を特選とした。

 

今回の高得点句、〈厄歳の表疾うに超え秋うらら〉は、「厄歳」を「やくさい」か「やくどし」と読むかで句意の受け止め方が分れた。結論は「やくさい」、つまり「わざわいのある年」であり、今年はコロナという災いに苦しめられた。「表」は「地上に立てた時刻をはかった木」、つまりコロナは秋には終息するという目途であり、それが外れたもののコロナに感染せず息災であるという心境が〈秋うらら〉という季語という解釈である。その心境に共感して特選にしたのだ。

 

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)。

 

厄歳の表疾うに超え秋うらら        松井秋尚(川面◎、近沢◎、辻野◎、長張)
秋さびし閉ぢめの会の酔ひ醒むる 川面忠男(宮地◎、近沢、松井)
虫の音や母となる子と帰路に就く  又木淳一(川俣◎、宮地)
ぽつぽつと桜紅葉の杜となり     松井秋尚(又木◎)
曼珠沙華水面に揺るる影昏き     松井秋尚(長張◎)
村道はいつしか市道赤のまま    又木淳一(松井◎)
眼鏡拭く秋夕焼を見尽くして     川俣あけみ(川面、近沢、長張、又木、宮地)
風に揺れ熾火ひそむる吾亦紅     長張紘一(川面、川俣、辻野)
信濃路のひかり満ちたる林檎かな  川俣あけみ(又木、松井、宮地)
引き返す道見失ふ芒原         川俣あけみ(辻野、松井)
縄文の匂へる里や栗を打つ      又木淳一(川俣、辻野)
刈萱のそよぐや遥か古戦場      又木淳一(長張、宮地)
田の水に蓮の実穴の頽れて      辻野多都子(川俣)
秋来ぬとの古歌身に沁みぬ朝の風 辻野多都子(長張)
籠に満つ鈴虫野恋ひ星を恋ひ    辻野多都子(川面)
令和二年心弛(ゆる)びて今日の月 又木淳一(辻野)
一本の櫓の漂へる秋の海       川俣あけみ(川面)
十六夜や昨日の月の事ばかり    宮地麗子(又木)
蔓たぐり身反らす父の健やかさ    近沢市子(川俣)
ソハソハと萩風に乗り咲きそむる   辻野多都子(近沢)
下枝より囁く声や花野みち       辻野多都子(近沢)
開け放す待合室の尾花揺れ     長張紘一(松井)
秋潮や裕次郎亡く哲也逝き      松井秋尚(又木)

(文責・川面)

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