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第86回俳句同好会

2021年02月21日

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の月例俳句会が2月19日午後、多摩市のベルブ永山公民館・和室で開かれ、9人が出席した。同会の月例会は発足以来、欠かすことなく行われ、当月が第86回となった。あらかじめメールで投句された43句のうち25句が選句された。各人が5句を選句し、うち1句を特選とした。最高得点句の〈胸に居てここに居ぬ人梅三分〉はもう会えなくなった亡き人を偲んだ句。三分咲きの梅に悲しく寂しい気持ちを託した。次の高得点句の遺品の昭和史も亡き人が残した本のことだ。

 

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名、特選は◎で表記した。

 

胸に居てここに居ぬ人梅三分      川俣あけみ(近沢◎、辻野◎、宮地◎、又木)
『昭和史』といふ遺品読む建国日   川俣あけみ(又木◎、川面、近沢、松井)
土ほぐれ陽の匂ひたる春日和     柴田香代子(松井◎、近沢)
大山の切り絵の浮かぶ冬夕焼け   長張紘一(川面◎、松井)
薄氷を踏みて泣かすや身代りに    宮地麗子(長張◎、辻野)
蒼き壜朝日かぶりて冴え返る      近沢市子(柴田◎)
壺洩りて寒菊くれし人も亡し       辻野多都子(川俣◎)
草萌やどの道行くも独りなり        川俣あけみ(川面、長張、又木、宮地)
会話けふも一人二役春の雲       川俣あけみ(川面、松井、又木、宮地)
選択肢無くば迷わず春寒し        宮地麗子(柴田、辻野、長張)
診察を待つ椅子固し春寒し        松井秋尚(川俣、近沢)
探梅や土の香著き山祠           又木淳一(辻野、長張)
春一番子を抱く母の腕捲り         川面忠男(長張、宮地)
落葉積み胸まで埋まる幼たち       長張紘一(川面)
鯉はぬる音冴え返る鏡池           柴田香代子(川俣)
火事跡の窓に白光戻りをり         川面忠男(川俣)
猿山の落ち零れ猿冬日陰         辻野多都子(川俣)
パン匂ふ開け放たれし春の店       近沢市子(辻野)
老いも又目覚めよと鋭き冬木の芽   辻野多都子(柴田)
新春の娘家族に仔犬増え          長張紘一(柴田)
枯るるほど夕日の映ゆる山の影    柴田香代子(又木)
地を搏ちて開く花弁やシモバシラ   辻野多都子(近沢)
艶増せる膨らみ確と桜の芽          松井秋尚(柴田)
寄り合へぬ一年過ぐる春隣         長張紘一(宮地)
麦踏みし十一文は祖父に似て       又木淳一(松井)

(文責・川面)

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