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第88回俳句同好会

2021年04月18日

サークル「俳句同好会」の第88回となる4月例会は、メンバー9人が全員出席して16日午後に開かれた。投句された43句のうち最高得点句は〈蝶低く影ころがして縺れ合ふ〉、蝶の動きの影まで凝視している。次席の〈転生も地球の子なれ花の昼〉は、亡き夫に「戻って来い」と呼びかけた夫恋の詩だ。

 

1点句だが、〈孜々として孜々として父昭和の日〉は父恋の句。日本の戦後復興から高度経済成長の時代、孜々(しし)として懸命に働いた父だ。中村草田男の〈若き等孜々と勤むる往来(ゆきき)花の園〉という出勤風景を描写した句と違い、掲出句は父を尊敬し懐かしがる子の心情を伝えている。

 

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)

 

蝶低く影ころがして縺れ合ふ        松井秋尚(長張◎、川面、川俣、近沢、辻野)
転生も地球の子なれ花の昼        川俣あけみ(辻野◎、川面、柴田)
独り身の気ままなる餉や春夕焼     川俣あけみ(宮地◎、柴田、松井)
願はくは多摩横山の桜守          又木淳一(川面◎、松井)
逆流の時計回りの落花かな        川面忠男(松井◎、又木)
春の川朝日に生まる光の子        柴田香代子(又木◎、近沢)
退院も独りや桜降る日なり          宮地麗子(近沢◎、川面)
二つ出で離れて三つ土筆ん坊       松井秋尚(柴田◎、長張)
図書館の匂ひ纏はる春愁          宮地麗子(近沢、長張、又木、松井)
円丘の頂き四方の霾れり         川面忠男(川俣、長張、又木)
吾が影に蒲公英入れて休みけり    松井秋尚(川俣、辻野、宮地)
こち見入る鏡の吾や春愁           松井秋尚(川俣、又木)
まだ若き黄蝶に従きて坂登る         辻野多都子(川俣、柴田)
残の身が残の花見る風の道        辻野多都子(長張)
友どちとこの世この時花蘇芳       川面忠男(宮地)
花冷や「はけ」と呼ばるる湧水地     川俣あけみ(宮地)
春の地震話題転じて体験談        長張紘一(柴田)
ひとりでもふたりで見ても桜かな     宮地麗子(松井)
光太郎忌果実を噛みて詩唄ふ      近沢市子(辻野)
孜々として孜々として父昭和の日     又木淳一(川面)
すみれ挿す玻璃のグラスや透きとほる  宮地麗子(近沢)
我もまた孤老の一人花菜漬        辻野多都子(宮地)
揺曳のクレソンの根や春の色       川俣あけみ(辻野)

(文責・川面)

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