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第90回俳句同好会

2021年06月20日

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の6月例会が18日午後に開かれ、9人が投句と選句を行なった。この日は43句が投句され、各人5句ずつ選句したが、24句が選に入った。その中で〈羅(うすもの)や食細りたる日を重ね〉が高得点句となった。〈食細りたる〉は単に食欲が衰えたというだけでなく心理的なものを感じさせ、それが日々続いているという状況に羅という季語が合っているのだ。羅は一重であり、痩せた体の線が透けてみえると感じた選句者もいる。

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名。(特選句は◎で表記)

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羅や食細りたる日を重ね —-川俣あけみ(近沢◎、又木◎、宮地◎、川面、辻野)

老鶯の声拾ひたる八合目 ――宮地麗子(長張◎、川面、柴田、又木)

ゆすらうめひと粒づつの日の淡き―― 松井秋尚(川面◎、近沢、長張)

朝曇り富士残像の在処(ありか)かな ――辻野多都子(松井◎、宮地)

クレマチス緑魔子てふ怪(け)し瞳 ――又木淳一(辻野◎)

苗植うる水面に雨の波紋舞ふ―― 長張紘一(柴田◎)

実梅落つる音を追ひけり目を密に ――川俣あけみ(辻野、長張、宮地)

登校の白き一列夏帽子―― 宮地麗子(柴田、松井)

揺り椅子にあづける背中若葉風―― 松井秋尚(川俣、柴田)

梅雨籠り男料理のやや辛め ――柴田香代子(川面、松井)

風涼し空の果てなる相模灘―― 宮地麗子(近沢、松井)

時の日の墨の乾きを待つ夕べ 川俣あけみ(又木、宮地)

たましひの遺る「津軽」や桜桃忌―― 川面忠男(辻野、又木) 

終電を見送る影や走り梅雨―― 柴田香代子(川面、川俣)

通院の坂の紫陽花色増せり―― 宮地麗子(川俣、松井)

学習の子等を待ちをる代田かな ――松井秋尚(川俣)

友の訃に箸のすすまぬ梅雨の夜―― 柴田香代子(宮地)

竹落葉竹の触れ合ふ音しきり―― 川面忠男(長張)

立葵僕とデュエットしませんか ――又木淳一(辻野)

古民家の花壇荒れたりはたた神-- 川面忠男(長張)

シャーベット皿ごと氷る行事食 ――近沢市子(柴田)

荷をおろし夕焼雲見る余生かな―― 宮地麗子(川俣)

一斉に放尿の子等ジギタリス ――又木淳一(近沢)

朝日浴び浄土拡ぐる蓮の花 ――川俣あけみ(又木)

塵捨てし跡の花壇や日日草 ――川面忠男(近沢)

(文責・川面)

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