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第101回俳句同好会

2022年05月22日

 毎月第3金曜日に実施されている多摩稲門会のサークル「俳句同好会」は5月20日に開かれたが、第101回となった。発足10周年に向かってさらに活動を続ける。当日はメンバーの8人が出席、あらかじめ各人が投句しておいた5句について選句を行った。  

特筆してよいのは、川俣あけみさんの4句が特選となり、残り1句も並選唯一の3点句となったことだ。俳句同好会は俳句を楽しむのが主目的のサークル活動で結社の枠を超えた集まりだ。先生も頼まないまま活動してきたが、合評の場で川俣さんが数句を添削するなど勉強の場にもなっている。  

例えば〈背に馴染み飴色帯ぶる籐寝椅子〉は、原句が〈飴色の肌に馴染みし籐寝椅子〉だが、〈馴染みし〉という過去形を〈馴染める〉と今のことにし、さらに飴色は肌の色と受け取られるので籐寝椅子に直接かかるように直した。

・

以下は選句結果。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)。

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躁も鬱も包みて真蒼若楓―――辻野多都子(川面◎、長張◎、柴田)

改葬の父母にまみゆる余花の寺―――川俣あけみ(辻野◎、川面、又木、宮地)

伽羅蕗や一人の刻の充てる色―――川俣あけみ(又木◎、辻野、松井、宮地)

ましぐらに走り来る子や新樹光―――川俣あけみ(宮地◎、辻野、又木)

墓地の奥の小さき古墳五月闇―――川面忠男(柴田◎、川俣、宮地)

天と海つなぐ棚田や初蛙―――川俣あけみ(松井◎、又木)

青空に羽音残して鳥巣立つ―――柴田香代子(川俣◎)

夏潮や海境(うなさか)を見る龍馬像―――川俣あけみ(辻野、又木、松井)

白衣の背追ひつ花愛で遍路道―――宮地麗子(川俣、柴田)

ぽたりぽた書斎の窓の青葉雨―――川面忠男(長張、松井)

顔(かんばせ)の欠くる地蔵や朧なる―――川面忠男(柴田、宮地)

眼間に桜蘂降る祝ひ膳―――辻野多都子(川面)

母の日や施設を母の家と言ふ―――柴田香代子(川俣)

何もかも綺麗さっぱり春驟雨―――又木淳一(長張)

里山の林冠の際緑立つ―――長張紘一(辻野)

てらてらと色盛り上がる樟若葉―――松井秋尚(長張)

花過ぎて戸外に返す鉢の数―――長張紘一(川俣)

背に馴染み飴色帯ぶる籐寝椅子―――柴田香代子(松井)

海からの夏めく風に髪湿る―――柴田香代子(川面)

何処へでも仲間に入る姫女苑―――松井秋尚(長張)

母の日といふ遠き日のありにけり―――松井秋尚(川面)

自転車の坂下る風若葉風―――宮地麗子(柴田)

(文責・川面)

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