早稲田大学校友会

多摩稲門会
  • トップページ
  • 多摩稲門会とは
    • 多摩稲門会とは
    • 会報 [杜の響]
    • 会則
      
  • 行事予定
  • サークル活動
    • 山歩きの会
    • 悠々歩く会
    • テニスクラブ
    • ゴルフクラブ
    • 早稲スポ・オッカケたい
    • 囲碁サークル
    • いねの会(カラオケ)
    • グルメ
    • 歴史に遊ぶ会
    • 俳句同好会
    • こそばの会
    • ライブ演奏同好会
    • この指とまれ
    • ボウリングの会
  • リンク
  • 入会お申し込み
  • お問い合わせ

第107回俳句同好会

2022年11月20日

サークル「俳句同好会」の11月例会が18日午後、多摩市の関戸公民館和室で開かれ、メンバー7人のうち6人が出席した。残り1人もあらかじめメールで投句と選句を行っており、いつもの通りの句会となった。発足してから第107回目だ。

11月の例会は暦の上では季節が冬だが、晩秋が実際の季節感だ。投句の季語は秋、あるいは初冬のそれとまちまちだった。その中で〈小春日〉を季語にした句が少なくなかった。

当日の最高点句は〈一つづつ重荷下して菊日和〉だが、これは選句者が作者の心境に共感したうえ〈菊日和〉の季語が効いたためだ。夫が可愛がったペット、それは金魚に至るまで世話することが残されたものの役割だ。そうしたことから解放された気持ちが〈菊日和〉と合っている。そう感じられて選んだのだ。

〈冬菊やひとつは書ける私小説〉は高得点句となったが、〈冬菊〉という季語が働いている。冬菊の後にはもうその年の花は終わり、それが人生を振り返る心境に合ったているというわけだ。  

・

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名、特選は◎で表記。

・

一つづつ重荷下して菊日和―――辻野多都子(松井◎、宮地◎、川俣、又木)

ぽつくりの磴一歩づつ七五三―――松井秋尚(川面◎、又木◎、長張)

冬菊やひとつは書ける私小説―――宮地麗子(辻野◎、川面、川俣、又木、松井)

朝の日を剥がし散り初む大銀杏―――松井秋尚(長張◎、宮地)

ファックスの間遠き流れ冬隣―――又木淳一(川俣◎、松井)

丹後半島伊根地区

柿と烏賊並べ干したる舟屋かな―――川俣あけみ(辻野、長張、宮地)

秋終る墓域に錆びしポンプ井戸―――川面忠男(長張、又木)

鳴き砂を鳴かせ笑はせ浜小春―――川俣あけみ(川面、辻野)

枯葉掃くいのち終へたる軽さかな―――宮地麗子(辻野、又木)

エレベータのカメラに映る木の葉髪―――長張紘一(辻野、松井)

鎧はねばならぬことなし朴落葉―――川俣あけみ(川面、宮地)

立冬や湾に五隻の護衛艦―――川俣あけみ(川面)

友呼べば木の実降りくる二つ三つ―――辻野多都子(宮地)

小春日や翁の挑む逆上がり―――川面忠男(長張)

小春日や父に背きしこと数多―――辻野多都子(松井)

音深き方へ踏み込む落葉径―――松井秋尚(川俣)

小春日やしばしプーチン離れせむ―――又木淳一(川俣)

(文責・川面)

サークル活動

山歩きの会

テニスクラブ

ゴルフクラブ

早稲スポ・オッカケたい

囲碁サークル

いねの会(カラオケ)

グルメ

歴史に遊ぶ会

俳句同好会

こそばの会

音楽鑑賞会

この指とまれ

ボウリングの会

フォーラムのご案内

総会・幹事会

会報

多摩稲門会ブログ

会員からのお知らせ

▲ページトップへ
  • 多摩稲門会とは
  • 行事予定
  • 山歩きの会
  • 悠々歩く会
  • テニスクラブ
  • ゴルフクラブ
  • 早稲スポ・オッカケたい
  • 囲碁クラブ
  • いねの会
  • グルメの会
  • 歴史に遊ぶ会
  • 俳句同好会
  • こそばの会
  • ライブ演奏同好会
  • この指とまれ
  • ボウリングの会
  • 文化フォーラム
  • 総会・幹事会
  • 会報 [杜の響]
  • 多摩稲門会ブログ
  • 会員からのお知らせ
  • リンク
  • 入会申し込み
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
Copyright(c) 2011 多摩稲門会 All Rights Reserved.