いねの会のクリスマス忘年会
多摩稲門会のサークル「いねの会」の12月例会が19日正午から5時まで多摩市のカラオケスナックで開かれ、男性12人、女性5人、合わせて17人が参加した。令和4年最後の月例会であり、忘年会とクリスマスを兼ねてビンゴゲームを楽しむなど盛会の納めとなった。
世話人の上條喜義さんが挨拶した後、音頭をとって乾杯した。いつもは昼食をすませて歌い出すが、当日は参加者が多いうえ催しが予定されていたので上條さんが一番手の筆者にすぐ選曲しするように言った。それに応じられたのはほぼ一月前の沖縄旅行でバスガイドが沖縄民謡の「安里屋ユンタ」を歌ったことから当日の選曲の1つにしようと思っていたからだ。
17人が2曲目を歌い終わったところでビンゴゲームとなった。景品は17人分が揃っている。稲門会のサークル補助金を活用したが、それだけでは足りずメンバーの1人が好意で半数を提供してくれたのだ。籤を引き番号が発表されるたびに「当たっている」、「38番を引いてよ」など騒々しい声が上がる。80歳代の男たちに童心が戻る瞬間だ。
間もなくリーチという声が上がったが、真っ先にビンゴとなったのは世話人の上條さんで高級洋酒を選んだ。それからビンゴが次々と続き、景品をながめては選ぶ場面となった。
ビンゴゲームに興じた後は上條さんがウクレレを演奏した。上條さんはマンドリンが上手な人だが、伴奏にはウクレレがいいと歌詞集とともに用意したのだ。参加者はウクレレに合わせて「津軽海峡冬景色」、「小樽の人よ」、「東京の灯よいつまでも」、「宗右衛門町ブルース」、「長崎は今日も雨だった」、「湯の町エレジー」のそれぞれ1番だけを歌った。
その後は参加者が再びカラオケに戻り3曲目が一巡したところで全員が4曲目を歌うことは無理となり、男性と女性がデュエットを楽しむことになった。歌もさることながら大阪育ちの尾ノ井光昭稲門会会長の「浪花恋しぐれ」、辻野多都子さんの「隅田川」のそれぞれの台詞が聴かせた。 最後に全員が立ってクリスマスソングの「サイレント ナイト」を歌った。そして来年も活動を続けようと申し合わせ散会した。
(文責・川面)