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第129回俳句同好会

2024年09月22日

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の129回目の句会が9月20日午後、多摩市関戸の公民館学習室で開かれた。当日の兼題は「鰯雲」と「九月」。8人が5句ずつ投句したが、選句は1人の見学者が加わり9人となった。選に入ったのは投句された40句のほぼ6割、25句でばらけた形になった。

その中で特筆に値するのは〈病名を告げず問はれず虫時雨〉という句。虫時雨という季語が語られない病の重い状況を代わりに伝えているようだ。

・

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)。

・

病名を告げず問はれず虫時雨―――川俣あけみ(又木◎、川面、辻野、富山、長張、宮地)

木簡の著き墨色秋澄めり―――川俣あけみ(宮地◎、川面、辻野、又木)

置き去りの夢のいくつか鰯雲―――松井秋尚(川面◎、辻野、宮地)

いわし雲行きたき島の多かりし―――宮地麗子(松井◎、川俣)

鍵の鈴その音かろやかなる九月―――川俣あけみ(辻野◎、松井)

桜島よなの棚引く白露かな―――又木淳一(富山◎、宮地)

灯を消すや極立ちてくる虫の声―――宮地麗子(長張◎)

人疎なる夏草の中道祖伸―――長張紘一(白井、富山)

地震潜む太平洋や鰯雲  ―――川俣あけみ(白井、又木)

鰯雲ひとりカフエーの窓際に―――辻野多都子(川面、松井)

新調の靴履き散歩鰯雲  ―――白井昭男(辻野、長張)

出会ひても別れ始まる九月かな―――辻野多都子(又木、松井)

いわし雲団地になびく白いシャツ―――長張紘一(白井、又木)

この残暑いやはや虫は元気なり―――白井昭男(長張)

ニュータウンの未来あれこれ鰯雲―――川面忠男(松井)

湧き出づる妹のかんばせ花芙蓉―――又木淳一(川俣)

風の盆八尾の坂は踊るため―――又木淳一(川面)

蟷螂や掴める指に鎌を向く―――長張紘一(白井)

さまざまなことをこなして九月尽―――川面忠男(川俣)

泥流に白き鳥鳴く野分後―――辻野多都子(富山)

秋茜飛び交へる川橋揺るる―――川面忠男(富山)

ちらりひらり豆粒ほどの秋の蝶―――川面忠男(川俣)

消えさうな弧をなぞりをり秋の虹―――宮地麗子(川俣)

目覚むれば大吐息吐く秋の虹―――辻野多都子(長張)

アランドロン逝きぬ海原の鰯雲―――松井秋尚(白井)

誤またず風運びくる梨便り―――辻野多都子(宮地)

(文責・川面)

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