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第130回俳句同好会

2024年10月19日

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の130回目の句会が10月18日午後、多摩市関戸の公民館学習室で開かれた。当日の兼題は「秋深し」と「菊人形」。9人が5句ずつ投句したが、選句したのは出席した7人となった。

「秋深し」という季語の本意は、歳時記によると「見るもの、聞くもの、思うことすべてにはかない感じを覚える」というもの。特選句の〈ただいまとふとつぶやきて秋深し〉は、自宅に帰った際の景だが、家には誰もいないと想像できる。配偶者に先立たれた1人暮らしの寂しさが伝わる句だ。同じく特選句の〈秋深し遺品整理の多き生(しょう)〉は先立った人を想って詠んでいる。また〈逝きしひと指折り想ふ秋深し〉は3人が選んだ。高齢になるほど訃報に接し、友人知人がいなくなっていることに思いを馳せる。選句した人たちは共感したのだ。

一方、〈菊人形笑みて見上ぐる五重塔〉と〈歳三像に見せたき美形菊人形〉は日野市の高幡不動尊の菊祭りを見て詠んだ句だ。

・

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)。

・

ただいまとふとつぶやきて秋深し――宮地麗子(川面◎、辻野、富山)

信号の変はりゆく間の月見かな――宮地麗子(富山◎、川面、白井)

秋深し遺品整理の多き生(しょう)―――川俣あけみ(宮地◎、辻野)

見得を切る菊人形の香の仄か―――松井秋尚(長張◎、又木)

蔕ありて美しき秋茄子意志ひとつ―――富山珠恵(辻野◎)

秋うらら彫り上がりたる少女像―――川俣あけみ(又木◎)

逝きしひと指折り想ふ秋深し―――松井秋尚(富山、又木、宮地)

レコードの時に掠るる夜長かな―――又木淳一(川面、辻野、宮地)

菊人形笑みて見上ぐる五重塔    ―――辻野多都子(白井、長張)

秋寂ぶや墓の裏より黒き猫―――川俣あけみ(又木、宮地)

萩垂るる狭き道なり濡れにゆく―――宮地麗子(白井、長張)

強者に可憐さ添ふる菊人形―――長張紘一(川面、辻野)

「銀の匙」の付箋増やして秋惜しむ―――川俣あけみ(富山、又木)

笠智衆原節子ゐて秋深し―――又木淳一(白井)

待ち望む秋刀魚ようやく食膳に―――白井昭男(長張)

映画「雨情」の主題歌「荷物片手に」

アカペラで「雨情」を歌う秋湯宿―――辻野多都子(川面)

歳三像に見せたき美形菊人形―――川面忠男(白井)

まだ為せぬものを数へて秋深し―――松井秋尚(宮地)

街騒のとほき日の暮秋深む―――富山珠恵(長張)

(文責・川面)

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