早稲田大学校友会

多摩稲門会
  • トップページ
  • 多摩稲門会とは
    • 多摩稲門会とは
    • 会報 [杜の響]
    • 会則
      
  • 行事予定
  • サークル活動
    • 山歩きの会
    • 悠々歩く会
    • テニスクラブ
    • ゴルフクラブ
    • 早稲スポ・オッカケたい
    • 囲碁サークル
    • いねの会(カラオケ)
    • グルメ
    • 歴史に遊ぶ会
    • 俳句同好会
    • こそばの会
    • ライブ演奏同好会
    • この指とまれ
    • ボウリングの会
  • リンク
  • 入会お申し込み
  • お問い合わせ

第136回俳句同好会

2025年04月20日

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」は4月18日、多摩市関戸の公民館和室で第136回目の句会を開いた。当日の兼題は「春の風」と「土筆」。メンバーの全員、9人が出席して5句ずつ投句、45句が揃った。これらの中から特選1句を含み5句を選んだが、選句は23句と投句の半数以上になった。

季節は晩春、桜の花が散った後、蕚に残った蕊が散って落ちる〈桜蕊降る〉という季語の句が最高点句になった。そして〈飛花落花〉という季語の句が次いだ。

合評で鑑賞がプラスマイナスに分れる句も少なくない。選句されたものの句評に応えて直し成句としたものがある。それらは以下の掲載句の中でも6句を数える。

・

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)。

・

桜蕊我が科(とが)責むるやうに降る―川俣あけみ(辻野◎、又木◎、長張)

飛花落花つきし車窓の暗き貌―――辻野多都子(富山◎、長張◎)

春風やボタン外せば鳥のごと―川俣あけみ(宮地◎、又木、松井)

春惜しむ葉擦れの音のふくらみて―――宮地麗子(松井◎、川面)

霾や日出づる国の定めとて―――又木淳一(川面◎、宮地)

この辺りと今年も探す土筆かな―――松井秋尚(白井、長張、宮地)
渡し舟戻る間のつくしんぼ―――川俣あけみ(川面、辻野、松井)

閉店の貼り紙古し花馬酔木―――宮地麗子(川俣、白井)

街路樹の狭き隙間につくづくし―――長張紘一(川面、松井)

初柏買ひて子去りし家路かな―――辻野多都子(富山、宮地)

吉野川へ二輪走らせ摘む土筆―――川面忠男(富山、長張)

亡夫(つま)と見し楊貴妃桜京の宿―――辻野多都子(川俣、富山)

綿菓子のやうな雲浮く春の空―――富山珠恵(白井、辻野)

一本を見つけ次々つくしんぼ―――松井秋尚(川俣、長張)

蜘蛛の囲のゆれつづけゐる遅日かな―――富山珠恵(辻野、又木)

テノールの余韻しばらく春の風 ―――川面忠男(又木)

つくづくし倫理社会は二時間目―――又木淳一(富山)

外(と)へ出でし一歩を包む春の風―――松井秋尚(川俣)

地震多き国に生まれて土筆摘む―――川俣あけみ(宮地)

春風の冷たき宵の友の嘘―――富山珠恵(辻野)

今朝積もり暮には消ゆる春の雪―――長張紘一(松井)

花冷や出アフリカの我等が祖―――川俣あけみ(又木)

春風にランドセルの子頭下げ――― 長張紘一(白井)

沈丁や一枝の香る夜の静寂 ―――富山珠恵(白井)

桜蕊降る側道を救急車 ―――又木淳一(川俣)

墨堤の漫ろそぞろの花万朶―――又木淳一(川面)

(文責・川面)

サークル活動

山歩きの会

テニスクラブ

ゴルフクラブ

早稲スポ・オッカケたい

囲碁サークル

いねの会(カラオケ)

グルメ

歴史に遊ぶ会

俳句同好会

こそばの会

音楽鑑賞会

この指とまれ

ボウリングの会

フォーラムのご案内

総会・幹事会

会報

多摩稲門会ブログ

会員からのお知らせ

▲ページトップへ
  • 多摩稲門会とは
  • 行事予定
  • 山歩きの会
  • 悠々歩く会
  • テニスクラブ
  • ゴルフクラブ
  • 早稲スポ・オッカケたい
  • 囲碁クラブ
  • いねの会
  • グルメの会
  • 歴史に遊ぶ会
  • 俳句同好会
  • こそばの会
  • ライブ演奏同好会
  • この指とまれ
  • ボウリングの会
  • 文化フォーラム
  • 総会・幹事会
  • 会報 [杜の響]
  • 多摩稲門会ブログ
  • 会員からのお知らせ
  • リンク
  • 入会申し込み
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
Copyright(c) 2011 多摩稲門会 All Rights Reserved.