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第137回俳句同好会

2025年05月18日

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の第137回目の句会が5月16日、多摩市関戸の公民館和室で開かれた。当日の兼題は「青嵐」と「夏帽子」。メンバーの9人が5句ずつ投句、8人が出席して5句ずつ選句した。投句が揃った45句のうち選に入ったのは6割近い25句、選句がばらけた。

1句の中に季語が二つある重季の句が話題になった。〈若葉寒亡夫の香消えし籠枕〉は若葉風と籠枕が夏の季語。作者は重季と承知したうえで籠枕を主たる季語として作句したのだ。また〈空青し緑眩しき夏帽子〉は緑、夏帽子が夏の季語だが、夏帽子が主季語になっている。

・

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)。

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姉の忌の牡丹はらりと崩れけり――川俣あけみ(川面◎、富山◎、白井、宮地)

荒ぶれし心も連れよ青嵐―――辻野多都子(又木◎、川俣、長張)

若葉寒亡夫(つま)の香消えし籠枕―――川俣あけみ(宮地◎、富山)

空青し緑眩しき夏帽子―――長張紘一(松井◎、白井)

一山を攻め上りたる青嵐―――松井秋尚(川俣◎、長張)

隠すのもお洒落するのも夏帽子―――白井昭男(長張◎)

古き家の鴨居に考の夏帽子―――辻野多都子(川面、又木、宮地)

柔らかな新芽飛び散る青嵐―――長張紘一(白井、松井)

いや長き列のしんがり夕薄暑―――川俣あけみ(白井、長張)

夏帽で払ひたきかな富士の雲―――宮地麗子(川俣、又木)

顔半分隠して笑まふ夏帽子―――松井秋尚(川面、富山)

つばくらの喉やはらかき軒端かな―――富山珠恵(松井、又木)

莢豌豆摘みてひとりの日射受く―――辻野多都子(富山)

荒磯に立つ吾娘(あこ)の背夏帽子―――富山珠恵(川俣)

淡彩の五号デッサン聖五月―――又木淳一(富山)

夏帽子白きカバーを学帽に―――又木淳一(川面)

留守番の友の繰り言カーネーション―――辻野多都子(又木)

滝のごと樹々をかけ落つ藤の房―――長張紘一(宮地)

青嵐や意気軒高も尻すぼみ―――白井昭男(長張)

潮風と真っ向勝負夏帽子―――川俣あけみ(松井)

春トイレ泣き声漏るる病舎かな―――辻野多都子(川面)

麦の秋見るべきものを見たる旅―――川面忠男(宮地)

籾ふりや粒一つづつ隙間なく―――長張紘一(白井)

傘の如き大葉を揺らす青嵐―――川面忠男(松井)

ウクライナもガザも遥けし新茶汲む―――又木淳一(川俣)

(文責・川面)

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