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第145回俳句同好会

2026年01月18日

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の新年初句会が1月16日午後、多摩市関戸の公民館和室で開かれ9人が出席した。兼題は「福袋」と「氷柱」。当日の句会は第145回、活動を開始して以来13年目に入った。句会終了後は最寄りの鮨店に移動し、新年会を開いて懇親した。1人ずつ新年の抱負を語ったが、句集を発行することになり準備を進めている人がいた。

・

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)。

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いつしかに消えし人あり草氷柱――川面忠男(辻野◎、松井◎、川俣、富山、長張、又木)

言ふことを聞かぬも演技猿廻し――澤本登代子(長張◎、川面、又木、松井、宮地)

梢(うれ)枯れて空こまぎれの幾何模様――富山珠恵(川俣◎、辻野、長張、宮地)

生き延びし身には眩しき雪の富士―辻野多都子(川面◎、長張、松井)

枯野来て亡き後一年修しけり―――川俣あけみ(宮地◎、澤本、辻野)

そらんずる考の漢詩や初硯―――川俣あけみ(又木◎、川面、富山)

いつか来し園に咲きたる水仙花―――川面忠男(富山◎)

欲しきもの「創」の字入れし福袋―――辻野多都子(澤本◎)

つい買ひし頃もありけり福袋―――松井秋尚(川面、富山)

学舎の窓を照らせるとんどの火―――川俣あけみ(又木、宮地)

一滴の雫集めし草つらら―――長張紘一(松井、宮地)

焼きたてのパンだけ買ひに冬日和―――宮地麗子(松井)

友連れて秘湯の宿の軒氷柱―――澤本登代子(川面)

気紛れに七草探す野辺の路―――長張紘一(澤本)

鳥総松(とぶさまつ)昭和刻々二世紀へ―――又木淳一(辻野)

福袋膨らみ競ひて並べらる―――松井秋尚(長張)

寒晴や素数きりりと立ちてあり―――富山珠恵(又木)

束の間の心の弾み福袋―――川面忠男(澤本)

鏡餅上に載せたる金の馬―――澤本登代子(辻野)

山頂は氷点下なりなめこ汁―――宮地麗子(川俣)

乗初の自動運転バス漫ろ―――又木淳一(川俣)

ビル近き池に群なす浮寝鳥―――川面忠男(富山)

足摺岬

亀呼べば我も呼ばれぬ冬の海―――辻野多都子(川俣)

初鴉明治神宮代々木口―――又木淳一(澤本)

(文責・川面)

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