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第146回俳句同好会

2026年02月22日

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の句会が2月20日午後、多摩市関戸のつむぎ館で開かれ、8人が出席した。メンバーは前回まで10人だったが、1人が休会となり、1人が欠席したもの。句会終了後、さらに2人が退会を表明し、メンバーは7人となった。

同会は活動を開始して13年目に入り、2月例会が第146回目となった。メンバーの高齢化が進んでいるが、続けられだけ続けようと改めて申し合わせる次第となった。

兼題は冬の季語の「探梅」と春の季語の「冴返る」。暦の上では春だが、体感は冬に戻ったり春を感じたりという日々だ。5句ずつ投句して40句がそろったが、そういう季節感のある句を選句することになった。

・

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)。

・

妣ありて今ある我や枯木星―――辻野多都子(川面◎、宮地◎)

冴返る今聞く五年昔の訃―――川面忠男(富山◎、白井、長張、又木)

草萌や放つたらかしの鉢の上―――宮地麗子(又木◎、長張、松井)

探梅や買物袋ぶらさげて―――宮地麗子(松井◎、富山)

剪り残る幹より一枝白き梅―――宮地麗子(長張◎、松井)

春の雪小さな祖母は夢がたり―――富山珠恵(辻野◎、白井)

そろそろと言ひ未だかとも探梅行―――松井秋尚(富山、長張、宮地)

水音に添ひて山径梅探る―――松井秋尚(川面、白井、宮地)

冴返る笑顔とだえし友の日々―――辻野多都子(白井、宮地)

もの忘れ自慢飛び交ひあたたかし―――宮地麗子(川面、松井)

人待てば駅の古色よ冴返る―――富山珠恵(辻野、又木)

節分会胸に棲む鬼去らぬまま―――宮地麗子(川面、辻野)

探梅や余力有りげな背を追ふ―――川面忠男(又木)

紅白の梅の盛りや関所跡―――川面忠男(又木)

探梅やいつもの顔の欠くるなく―――松井秋尚(宮地)

微動だにせぬ白き富士節分会―――辻野多都子(白井)

恋猫の声凄まじき薮の中―――富山珠恵(辻野)

探梅に鶯も鳴く日和かな―――富山珠恵(松井)

万葉の花散里の梅想ふ―――白井昭男(川面)

電線の鳥の視線はピラカンサ―――長張紘一(辻野)

土の香を塩梅したる梅見かな―――又木淳一(長張)

紅梅や雪降りかかり鹿子柄―――辻野多都子(富山)

梅探る鳥らの白き腹せわし―――辻野多都子(富山)

(文責・川面)

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